ビー・エム・ダブリューは20日、高性能スポーツカー「M3 コンペティション」をベースとした「M3 CS」を発売した。2017年発売の「M4 CS」と同等のサーキットパフォーマンスを実現し、4ドアモデルとしての実用性を維持しながら圧倒的な走りを楽しめる。

  • BMW「M3 CS」

「M3 CS」は「M3 コンペティション」より10PSパワーアップした最高出力460PSの3.0リットルの直列6気筒ターボエンジンを搭載。0-100km/h加速は3.9秒とスーパーカー並みの性能を発揮する。4本のテールパイプ付きツインフロースポーツエグゾースト・システムにより、Mモデル特有のスポーティなエンジンサウンドも実現した。

エクステリアはCFRP製の専用フロント/リヤ・スポイラーや、リヤディフューザーを採用することで軽量化と路面への密着性を高めた。CSモデル用に専用開発されたオービット・グレイの軽量化鍛造アロイホイールも採用。サイズはフロント19インチ、リヤ20インチとなっている。専用ダークカラーLEDテールランプも装備した。

インテリアには、軽量化されたセンターコンソールや、ブラック&シルバー・ストーンのメリノ・レザー・シートを採用。専用アルカンタラMスポーツ・ステアリングホイールや専用エンジンスタート・ボタン、専用アルカンタラ・アンソラジット・トリム / センターコンソール / ハンドブレーキも採用した。価格は1,578万円(税込)。30台の限定販売となっている。