女優の伊藤ゆみが、フジテレビ系月9ドラマ『海月姫』(毎週月曜21:00~)に、きょう26日放送の第7話から出演。賀来賢人演じるアパレル業界の異端児、カイ・フィッシュ役の秘書・ファヨン役で登場する。
主演の芳根京子演じる筋金入りの"クラゲオタク女子"・倉下月海が、大物政治家を父に持つ兄弟と三角関係になって恋を知り、新しい生き方を見つけていく姿を描く同作。カイ・フィッシュは、香港やシンガポール、ソウルなどアジア各国でセレクトショップを展開する実業家で、月海たちが手にしていたクラゲドレスを一目で気に入る。
伊藤が演じるファヨンは、そんなカイが誰よりも信頼をおく優秀な秘書。落ち着いた、はかなげな雰囲気を身にまとい、口数は少なく淡々と、しかしミス無く機敏に仕事をこなすというキャラクターだ。カイとは、幼い頃から恵まれない環境で共に育った幼なじみでもあり、カイの洋服に対する思いを知っているがゆえに、カイに対して仕事関係以上の気持ちを秘めている"ミステリアス・ビューティー"である。
今回のオファーに、伊藤は「本当に喜びました。私自身が、くらげ好きということもあり、主人公の月海の気持ちに共感できるところも多く、毎週楽しく見させていただいています」とコメント。共演する瀬戸康史については「初めましてのごあいさつの時から、すでに女装されていたので、まずその美しさに驚きました。女性の私から見ても、女性でした!」といい、「人見知りな私ですが、現場でも空気を和ませてくれたり、先日は携帯の充電器も貸していただいて(笑)。気さくに受け入れてくださったので、とても楽しく撮影させていただいています」と、その様子を報告した。
2001年にアイドルグループ・sugarのメンバーとしてデビューし、韓国と日本で活動してきた伊藤。フジテレビ編成部の渡辺恒也氏は「国際人であるファヨンを伊藤さんに演じていただくことができ、原作再現度の高さにおいても申し分ありません! 物静かではかなげな中に隠された信念の強さを、伊藤ゆみさんの美貌で包み込んで表現していただけていると思います」と期待をかけている。