お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(54)が、18日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00～11:15)で、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二(41)の高収入を羨ましがる芸人に苦言を呈した。
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松本人志(左)と小峠英二
この日、公正取引委員会の調査による「芸能人の働き方」がトークテーマとして取り上げられ、松本は「そろそろ変わらなアカン時期にきていることは間違いないと思います」と、芸能事務所とタレントの関係性をあらためて考えるタイミングだと予感しているようで、「タレント側が組合を作るのか、第三者委員会じゃないですけどそういう人が間に入るのか。確かに若い人ですごく安い給金で大変で、でも辞めるのも恐い人もいっぱいいるやろうな」と若い世代の置かれた状況に同情した。
大手芸能事務所よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する松本。後輩の芸人と飲んだ時には必ずと言っていいほど給料の話になり、他事務所の芸人の取り分を聞いて「マジか……」と落ち込む後輩が多く、ある時には飲み会に参加していた小峠(ソニー・ミュージックアーティスツ所属)が「貰いすぎ」という流れになったという。松本は、「それはそれで怒ったんですよ。『お前らそれはおかしい』と」「小峠は吉本から出て、不安で大変だったと思うけど違う事務所で頑張って今があるわけやから。そこを文句言うんだったらお前らも吉本辞めろという話になる」と当時を振り返った。
一方で、「芸人は難しいよね。どこかチームプレーみたいなところがあるので」と考え込む場面も。他事務所に芸人が移籍した時のことを、「(吉本の番組に)呼びにくくなる」と想像していた。
