2010年バンクーバー五輪のフィギュアスケート男子銅メダリスト・高橋大輔氏(31)が、12日に放送されたフジテレビ系情報番組『とくダネ!』(毎週月~金8:00~9:50)で、フィギュアスケート・宮原知子選手の採点結果について疑問を呈した。
11日、平昌五輪のフィギュアスケート団体予選が行われ、女子ショートプログラムに出場した宮原はガッツポーズを見せるなど手応えを感じたようだったが、回転不足などで減点されて68.95点の4位に。この結果を受けて、ネット上では「妥当」「おかしい」と意見が分かれている。
同番組では司会の小倉智昭キャスターが、フジテレビ平昌五輪特設スタジオから現地レポート。フジテレビ系列で平昌五輪の中継キャスターを務める高橋氏も同席し、そこで小倉キャスターから「宮原選手の得点なんですがもうちょっと高い点、70点以上は出るだろうなと思ったんですけど、見ていてどうでした?」とコメントを求められる場面があった。
高橋氏は、「そうですね、僕自身も演技見させていただいたんですが、非常にすばらしかった」とまずは絶賛。その上で、「ちょっとあの得点は抑えられすぎじゃないかなというところはありましたかね。ジャンプも上から見ると回ってると思ったんですけどね。2つとられてしまったので。そこはちょっと」と疑問を投げかけ、「カメラの角度や見る位置の角度で回転不足に見えてしまうこともありますので、そういったところが不運だったのかなと思います」と語っていた。