2018年4月からの放送開始を予定しているTVアニメ『ゴールデンカムイ』より、キャスト情報の第3弾が公開された。
今回新たに発表されたのは、鶴見中尉役の大塚芳忠、尾形百之助役の津田健次郎、そして谷垣源次郎役の細谷佳正といった3名となっている。
●TVアニメ『ゴールデンカムイ』登場キャラクター
■鶴見中尉 (つるみ・ちゅうい) cv. 大塚芳忠
大日本帝国陸軍第七師団中尉。情報収集や分析能力に長けた情報将校で、勘の鋭さは上官から危険視されているほど。日露戦争の旅順攻囲戦で上層部の誤った判断によって命を落とした戦友たちの無念を晴らすべく、第七師団本隊の乗っ取りを画策。アイヌの金塊を軍資金として、自らが率いる軍事政権の実現という狂気に満ちた野望を抱く。前頭部をプロテクターで覆った異様な風貌をしているのは、奉天会戦で負った大怪我を保護するため。
■尾形百之助 (おがた・ひゃくのすけ) cv. 津田健次郎
大日本帝国陸軍第七師団上等兵。元第七師団長の父を持ち、自身も兵士として卓越した才を持つ。精密射撃を得意とし、300メートル以内なら確実に相手の頭を撃ち抜くことが可能。帝国陸軍が採用する三十年式歩兵銃は射程距離と命中率に優れる一方で貫通力に劣るが、その腕をもってすれば遠方の敵も一発で仕留めることができる。情勢によって身の振り方を変える狡猾さから「コウモリ野郎」と呼ばれ、単独行動の末に杉元と対峙する。
■谷垣源次郎 (たにがき・げんじろう) cv. 細谷佳正
大日本帝国陸軍第七師団一等卒。狩猟を生業とする東北マタギの生まれで、山で生きる術を心得ている。山中ではくしゃみや咳さえも禁じるマタギの習慣が身に付いているせいか、普段から物静かで多くを語ることはない。ある目的のために故郷の秋田を捨て屯田兵に志願し、日露戦争後も軍に残った。尾形に重傷を負わせた杉元たちを追跡中にアシ(リ)パの危機を察知したエゾオオカミのレタ(ラ)と遭遇、マタギの血をたぎらせる。
ここでは各キャスト陣より寄せられたコメントを紹介しよう。
◎大塚芳忠 (鶴見中尉 役)のコメント
いつもいつも、新しいキャラクターに遭遇すると胸がときめきます。どんなセリフをどんな表情で喋るんだろう、動きにはどんな特徴があるんだろう、性格はどうなんだろうと考えるだけで興奮してきます。まだキャラクターの設定概要を頂いたばかりなので想像でしかありませんが、奇矯・残忍・謀略・策謀などなど興味が尽きません。演ずる者としては震い付きたくなるほどの魅力あるキャラクターだと思えます。日露戦争という時代設定も逆に新しく、これは楽しめそうだと期待でいっぱいです。
◎津田健次郎 (尾形百之助 役)のコメント
力強い物語、個性的なキャラクター、エネルギーの塊の様な原作世界にアニメで参加出来るのをとても嬉しく思います。クールなスナイパー尾形百之助を演じられるのをとても嬉しく思います。尾形カッコイイなぁ。アニメではどんな絵なんだろう、どんな演出なんだろう、どんな脚本でどんな音楽で、皆さんどんな芝居するんだろう。嗚呼、収録が楽しみだ。スナイパー尾形が観て下さる皆さんの心を撃ち抜ける様に頑張ります。嗚呼、楽しみだ!
◎細谷佳正 (谷垣源次郎 役)のコメント
この度、谷垣源次郎の声をやらせて頂くことになりました。漫画ゴールデンカムイのファンの皆様に楽しんで頂ける様に、このキャラクターがより魅力的になるように努めて行きたいと思います。よろしくお願い致します。
なお、3月24日(土)にAnimeJapan 2018にて開催されるTVアニメ『ゴールデンカムイ』ステージに、津田健次郎の追加出演が決まっているので、こちらもチェックしておきたい。
TVアニメ『ゴールデンカムイ』は、2018年4月よりTOKYO MX、読売テレビ、札幌テレビ、BS11にて放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会