南海電気鉄道と関西エアポートは18日、台湾の桃園メトロと桃園国際空港の4社連携による鉄道企画きっぷを新たに発売すると発表した。大阪・台北間をスムーズに移動できるきっぷで、日本と台湾の交流人口拡大をめざす。
この商品は、南海電鉄が運行する関西国際空港へのアクセス特急「ラピート」のスーパーシート片道きっぷ引換券と、台湾桃園メトロ台北~桃園空港間の片道きっぷ引換券をセットにしたもの。日本と台湾で相互に発売され、利用者は現地できっぷに引き換えるだけでスムーズに次の目的地へ移動できる。両空港でチケットを提示すると食事や買い物での割引やプレゼントを受けられる特典も付く。「旅行"台湾 大阪"乗車券」の名称で、2月1日から8月31日まで販売される。きっぷの引換期間は2月1日から12月31日まで。
日本国内では南海電鉄の難波駅・新今宮駅・天下茶屋駅・関西空港駅の各駅で合計1,000枚、台湾では桃園メトロA1台北駅・A12空港第1ターミナル駅・A13空港第2ターミナル駅と桃園国際空港第1・2ターミナル入国フロア「桃園空港MRTサービスカウンター」の各所で計2,000枚販売する。日本での価格は1,770円、台湾は470台湾元。