大人も子どもも大好きな絵本『はらぺこあおむし』。その世界観を表現した「はらぺこあおむしカフェ」が1月18日、サンデーブランチ マロニエゲート銀座1(東京都中央区)にオープンする。
作者エリック・カール氏が生み出した色鮮やかな世界が、カフェの内装だけでなくお皿の上にも再現されていて、はらぺこあおむしファンなら悶絶ものの空間。内覧会の様子を早速紹介しよう。
エリック氏にラブレターを届ける気持ちで作ったメニュー
世界中で愛され続けている名作『はらぺこあおむし』。この絵本をモチーフにした飲食店の展開は、世界でも初めてとなる。店舗化には約1年を要し、特にメニュー開発には多くの時間がかかったそうだ。
「エリック・カールさんにラブレターをお届けするような気持ちで作りました」と語るのは、メニュー開発を手掛けた竹中朋子さん(シティスタジオ)。一つひとつのメニューからは、その並々ならぬ思い・こだわりが伝わってくる。
例えば、はらぺこあおむしのうたから着想を得た「はらぺこプレート」(2,600円)は、2児のパパでもあるカフェのチーフがこだわりを持って開発したもの。チーフが毎日子どもに歌っている歌の"サビの部分を生かしたい"という強い思いから、サビの歌詞に出てくる食べ物を表現した。
チョコレートケーキはデミグラスごはん、アイスクリームはビーツ入りのマッシュポテト、キャンディはチーズハンバーグ、カップケーキはほうれん草を使って仕上げている。
また「おひさまのプレート」(1,780円)は、エリック氏から最初にお墨付きをもらったという一品。オムライスの上にはにんじんのピューレで絵本に出てくるおひさまが描かれている。キーマカレーにも野菜をふんだんに使っていて、おいしいだけでなくヘルシーだ。
さらに親子連れへの配慮も行き届いていて、「ふとっちょあおむしのパッケリパスタ」(1,680円)では、「お子さまの食の楽しみを引き出したい」(竹中さん)という意図から、変わった食感と形状が楽しい"パッケリ"というパスタを使用。
「グルテンフリーのキッズプレート」(1,000円/10歳以下の子ども限定)には親が食べさせやすいように食材を切るためのはさみが付いているほか、卵と乳のアレルギーに対応した「キッズおうどん」(800円/10歳以下の子ども限定)も用意されている。離乳食も、初期と中期は無料で提供してくれるそうだ。
「はらぺこあおむしのガトーショコラ」(ドリンク付き: 1,200円)、「おひさまのチーズケーキ」(ドリンク付き: 1,200円)、「ムーンライトチーズパイ」(ドリンク付き: 1,180円)といったケーキや、宇治抹茶ミルクとほうれん草マフィンをのせたドリンク「ラブリーはらぺこあおむし」(1,300円)など、スイーツも豊富にそろっている。最後のデザートタイムまで、絵本の世界に浸ることができるだろう。
インスタ映えする店内の装飾にも注目
店内もインスタ映えするカラフルな装飾が目白押し! 中でも圧巻なのが、壁に描かれた全長3メートルの蝶だ。職人が手作業で作成したという装飾は、"色彩の魔術師"と評されるエリック氏が生み出した色の魅力を存分に表現している。
はらぺこあおむしと一緒に記念撮影ができる大きなキャンバスも用意されているので、ぜひ記念撮影をして帰ろう。
ここでしか買えない「オリジナルマグカップ」(1,000円)のほか、物販も充実。おみやげ購入も楽しんでみてはいかがだろうか。
「はらぺこあおむしカフェ」は1月18日から8月31日までの期間限定オープンで、営業時間は11時~21時。17時半までは完全予約制で既に980組以上の予約が入っているという。
予約は公式ホームページにて受け付けていて、現時点では平日の15時頃なら比較的空きがあるとのこと。いち早く訪れてみたい場合には、17時半以降であれば、先着順で入店できるので、ぜひトライしてほしい。
●Information
はらぺこあおむしカフェ
住所: 東京都中央区銀座2-2-14 サンデーブランチ マロニエゲート銀座1(4階)
営業時間: 11時~21時
休業日: 2月19日
期間: 2018年1月18日~8月31日
17時半まで完全予約制(公式ホームページにて受付)
※価格は全て税別
※情報は2018年1月17日時点のもの