お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(54)が、14日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、黒塗りメイク問題についてコメントした。

松本人志

松本人志

昨年大みそかに放送された日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しSP! 絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』で、ダウンタウン・浜田雅功(54)が黒塗りメイクで映画『ビバリーヒルズ・コップ』出演時の俳優エディー・マーフィ(56)に扮した。これを人種差別であるとして、一部ネットメディアをきっかけに批判の声が広がり、賛否両論が巻き起こっている。

このことが『ワイドナショー』でも取り上げられ、松本は「これに関してはいろいろ言いたいことはあるんですけども、面倒くさいので『浜田が悪い』でいいんじゃないですかね? アイツを干しましょう。国外追放」「断らなかったアイツが悪い」「浜田をエディー・マーフィの自宅まで謝りに行かせましょう」と浜田に責任を押し付けて笑いを誘う。

一方で、「今回のテーマは『アメリカンポリス』で。『ビバリーヒルズ・コップ』のエディー・マーフィをやったんですよ。だから流れとしては全然唐突ではないんですけど」と主張しつつ、再び「まぁ、でも浜田が悪いね」の結論でオチをつけた。

冗談を言いながらも、「今後どうするのかなって。僕らはモノマネタレントではないのでもう別にいいんですけど。モノマネやバラエティで、黒塗りはもうナシでいくんですかね? はっきりルールブックを設けてほしい」と真面目に訴えた松本。「もうこれからはナシでいいのね?」「黒塗りにしてモノマネする人がこの先出てきたら、同じぐらい叩かれないと今度は"浜田差別"になりますよ」「ほとんどの芸人はやったことあるんじゃない?」と指摘していた。