女優の石原さとみが9日、都内で行われた主演を務めるTBS系金曜ドラマ『アンナチュラル』(12日スタート、毎週金曜22:00~)の制作発表に、共演俳優の井浦新、窪田正孝らと出席。井浦から劇中で見せる食べる姿を絶賛された。

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    石原さとみ(右)と井浦新

大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の野木亜紀子氏が脚本を手掛けるこのドラマは、日本に新設された「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台とする一話完結の法医学ミステリー。石原演じる“法医解剖医”の三澄ミコトが、クセの強いメンバーたちと共に、UDIラボに運び込まれる"不自然な死”(アンナチュラル・デス)"の怪しい死体に向かい、さまざまな死因を究明して未来の誰かを救命する。

石原は「1話を作るのにすごい時間をかけた」と明かし、「連ドラの場合、1話は初々しさがあったりするんですけど、キャラクターが定まった状態で入れたので、自分の中でも恥ずかしくない1話ができた」と納得の表情。野木氏の台本について「セリフがおもしろい。普通の会話がのちのち最終回までつながるんじゃないかと思うくらい、一つ一つのセリフが重要でありおもしろくもあるので、そこに注目して楽しんでもらえたら」とアピールした。

井浦は「さとみさん演じるミコトが何度か食べ物を食べるシーンがある。黙々と食べる姿がドラマ全体のテーマでもある"生きる"ということを表していて、そこがいたく感動した」と、石原の食べるシーンを見どころとして紹介。さらに、「さとみさんの食べ方がまた素晴らしい。黙々と食べる姿が生々しくて、リアルに生きるということが伝わってくる素晴らしい食べ方をしている」と石原の食べ方を絶賛し、「このドラマにおいてミコトはずっと食べ続けるんだろうなと。楽しみにしてます」と期待した。

井浦の言葉に、石原は「ありがとうございます」と照れ笑い。また、「最初のシーンは、納豆巻きから天丼に変わりました。納豆巻きより大口を開ける感じがいいなと思って。最後のシーンも(食べ物が)増えました」と食べるシーンの撮影秘話を明かした。

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    左から松重豊、井浦新、石原さとみ、窪田正孝、市川実日子

制作発表には、石原、井浦、窪田のほか、市川実日子、松重豊、そして、脚本の野木亜紀子氏、演出の塚原あゆ子氏も出席した。

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