日産自動車は9日、2010年に初代モデルを発売した電気自動車(EV)「リーフ」をグローバルで累計約30万台販売したと発表した。あわせて2017年9月にフルモデルチェンジし、日本で発表した新型「リーフ」について、米国とカナダで1月から、欧州で2月初旬からデリバリーを開始し、今後60カ国以上で販売する予定であることも発表した。
「リーフ」は世界初の量産型100%電気自動車であり、世界で最も販売されている電気自動車。2017年9月には「プロパイロット」「プロパイロットパーキング」「e-Pedal」などの革新的な技術を搭載し、出力と航続距離を向上しながら快適性・利便性も高めた新型「リーフ」を日本で発表している。
日産自動車副社長のダニエレ・スキラッチ氏は、「この販売台数は、『リーフ』が世界で最も先進的なクルマであり、最も幅広いお客さまにお届けできていることの証明です」とコメント。「新型『リーフ』は、ニッサン インテリジェント モビリティの象徴です。エキサイティングなドライビングと革新的な所有体験により、より良い社会の実現に貢献します。そして、新型『日産リーフ』は、日産のEVリーダーシップをさらに強化していきます」と述べている。