■総評 行きたい温泉として人気を集めたのは

調査の結果、この冬、最も行ってみたい温泉地の1位は、10.3%を集めた「由布院温泉(大分)」となった。2位には僅差で「箱根湯本温泉(神奈川)」(10.0%)が続き、以下、3位「草津温泉(群馬)」(9.8%)、4位「登別温泉(北海道)」(7.5%)、5位「別府温泉(大分)」(6.7%)、6位「有馬温泉(兵庫)」(5.8%)、7位「道後温泉(愛媛)」(5.1%)、8位「城崎温泉(兵庫)」(4.3%)となっている。

いずれも、全国的に有名な温泉地が上位にランクインした。その温泉に行きたい理由を聞いたところ、「TVのCMや温泉番組などで知った」という答えや、「ネットや口コミでの評判が良かった」、あるいは「友人が行って良かったと言っていた」などの意見が聞かれた。また、「以前行って良かった」からや、単純に「近いから」からとするコメントも目立った。

そのほかには、夏目漱石の『坊ちゃん』にゆかりの「道後温泉(愛媛)」や、志賀直哉『城崎にて』の舞台となった「城崎温泉(兵庫)」を訪ねてみたいという声や、雪景色を見ながら露天風呂に浸かりたいという「登別温泉(北海道)」など、そのロケーションに惹かれるといった意見もあった。

冬の寒い時期に、ゆっくりと温まれる温泉に浸かるのは、なによりの贅沢だろう。ましてや年末年始となれば、1年の垢を落としたり、新しい年に向け体をリフレッシュしたりと、その効能は大きいはずだ。それがたとえ有名な温泉地でなくても、思い立ったタイミングで日帰りの温泉旅行に出かけるなどでも、十分に楽しめるに違いない。

調査時期: 2017年12月20日
調査対象: マイナビニュース男女会員
調査数: 1,005人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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