女優・歌手の松たか子が30日、東京・渋谷のNHKホールで、『第68回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15〜23:45)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。
フォトセッションに登場した松に、カメラマンが「何かポーズください」とリクエスト。松は困ったように考えていたが、右手を顔の横に出し、少し掴むようなポーズで対応する。そのキュートな姿に今までになかった量のフラッシュが浴びせられ、カメラマンたちのハートもわしづかみにしたようだった。
18年ぶりとなった紅白歌合戦では、現在放送中のNHK連続テレビ小説『わろてんか』の主題歌である「明日はどこから」を歌う。松は紅白出場について「思ってもみなかった」と驚きを語りつつ「せっかくの機会なので、歌わせていただければ」と出演決意の経緯を明かした。
朝ドラ主題歌については「最終選考のようなものに残っていると聞いて驚きました。決まってから作り出して、なかなかの課題をいただいて」と振り返る。朝ドラスタッフも喜んでいるという紅白出場だが、期間が空いた中でもオファーは「ないわけじゃなかった」と告白。「妊娠中というのもあり、なかなかタイミングが合わなかった」と説明した。
全体のリハーサルで周囲と談笑していた姿について聞かれると「私なりに知っている人がいたので」と語る。「(椎名)林檎さんは今年一緒に仕事もしたので、隣でホッとしました」と交流を振り返った。
今年のテーマは、昨年に続き「夢を歌おう」。総合司会はウッチャンナンチャンの内村光良と桑子真帆アナウンサー、紅組司会は有村架純、白組司会は嵐の二宮和也が務める。通算成績は紅組31勝、白組36勝。昨年は紅組が2年連続で勝利した。