ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。
■5位:『めざまし』のフジ・永島優美アナが先輩ディレクターとお泊まり愛
『FRIDAY』が新たな熱愛スクープ。主人公は、『めざましテレビ』MCのフジテレビ・永島優美アナ(26)だった。
11月14日11時、生放送を終えた永島アナは、自宅最寄り駅近くのスーパーで買い物。夕飯の食材を買って帰宅した約3時間半後、「錦織圭をキリッとさせた感じのイケメン」が永島アナの自宅マンションへ入っていったという。しかも、メインエントランスではなく、自転車置き場わきの階段を使う徹底ガードぶり。そのイケメンは入社5年目の先輩局員で、現在『Mr.サンデー』担当だが、以前は『めざましテレビ』のディレクターを務めていた。つまり、現場で愛を育んだということだ。
先輩男性は、翌週月曜日の夕方と、永島アナの誕生日である11月23日にも彼女のマンションへ。記者の直撃を受けた永島アナは、「プライベートなことは話せないんです」と語らなかったが、半同棲を思わせる頻度のほか、旅行にも出かけるなど、親密交際なのは間違いない。「しゃべらない」という意味では、いろいろ問題のある、おばたのお兄さん(29)の交際を隠さない先輩・山崎夕貴アナ(30)とは対照的だ。
■4位:フェンシング太田雄貴とTBS笹川アナが結婚。最悪の占いを覆せるか
1日、フェンシングの銀メダリストであり、日本フェンシング協会会長の太田雄貴(32)と、TBSの元「美人すぎるAD」笹川友里アナウンサー(27)がインスタグラムで結婚を発表した。
太田は、「彼女といると、自分らしくいることが出来、とても幸せな気持ちになります。今は家族になれる喜びと、これからの責任の重みを感じています」「彼女を幸せに出来るよう、これからも頑張りますので、今後とも、夫婦共々応援して頂ければ幸いです」とコメント。笹川も、「目標へと直向きに走る姿、周りの人を守り、楽しませたいという姿勢に惹かれ、一番近くで支えたいと思いました」「彼の隣りに居ると、ワクワクするのと同時に、日向ぼっこをしている時のような、温かく穏やかな気持ちになります」と愛情たっぷり。2人は昨年5月に交際が報じられ、すぐに認めるなどオープンな関係となっていたが、この日、婚姻届を提出。既に同居しているという。
気になるのは、ちょうど1年前の12月に笹川アナが発した言葉。バラエティ番組『7時にあいましょう』に出演し、占い師のゲッターズ飯田(42)から「2017年の運気は最悪」「失恋する可能性が高い」と言われた笹川アナは「今月、結婚します」と宣言して、プチ炎上状態となった。あと1カ月で2018年なのに、なぜわざわざ2017年12月を選んだのか。真価を問われるのはゲッターズ飯田のほうかもしれない。
■3位:森泉に「21種類30匹のペット臭」「DIYハウスの違法性」を直撃!
『週刊女性』が報じたのは、森泉(35)のペットと家。森は犬、豚、鳥、ナマケモノなど21種類30匹のペットを飼い、「エサ代だけで月100万円超」と公言しているだけに、トラブルが起きてもおかしくないが、本当なのか。
同誌は、近隣住民の「今年の夏ごろからあの家の前を通ると動物園のようなニオイがする日がたびたびありました」「たまに犬や豚の鳴き声が聞こえてきます」「動物を洗っているのか、汚水が道路にあふれて坂の下のほうまで流れてくることも」「あまりにも異臭がする日があったので、この前の町内会で話題になった」という声を掲載。一方、森は「ちゃんと大家さんから飼う許可をもらっています」「基本的にうちの子はみんなペットシートにおしっこをして、それを片づけている感じなんで」と釈明。そもそも、今まで住んでいた自宅が再開発地域になってしまい、現在の家は仮住まいに過ぎないという。
「それならひと安心」と言いたいところだが、今度はリフォーム中の自宅に、違法の可能性が浮かび上がる。森は現在『幸せ!ボンビーガール』で、趣味のDIYを生かして築52年の空き家を4000万円の自己資金でリフォーム中。ペットと暮らす新居を自ら作っているのだ。しかし、建築基準法第43条1項の「接道義務」を満たしていないため、行政に通報があれば是正勧告や行政指導を受けるかもしれないという。
同誌が日本テレビに違法建築疑惑を質問すると、「一級建築士監修のもと、建築基準法を順守してリフォームを行っております」とコメント。森も「今日、指摘されたことは気をつけますね」と笑顔で受け応えた。いっそのこと、『ボンビーガール』で、臭いや鳴き声を測定し、近隣住民の声を拾ってみてはどうか。
■2位:西田敏行が『ドクターX』現場で突然の体調異変、米倉涼子も顔面蒼白
視聴率20%超は当然。ひとり別次元をゆくドラマ『ドクターX』のヒールと言えば、西田敏行(70)が演じる蛭間院長。その撮影現場で、「あわや」の事態が起きていたという。
『女性自身』のよると11月中旬、撮影シーンが終了し、15分の休憩に入ったとき、西田が苦しそうにうずくまり、動けなくなってしまった……。現場のスタッフたちは驚きながらも、「西田さんが動けるようになるまで待つ」ことを決断。何とか回復して事なきを得たが、米倉涼子(42)は顔面蒼白になったようだ。
西田は2003年に心筋梗塞で倒れたほか、2016年4月には頚椎亜脱臼で4時間半の大手術を受け、翌5月にも胆のうの摘出手術。『ドクターX』の劇中で、蛭間が座っているシーンばかりなのはヒザが悪いからであり、撮影現場でも足を引きずっているなど、満身創痍の状態が続いている。
西田は来年放送の大河ドラマ『西郷どん』でナレーションを担当する予定だが、大丈夫なのか。もともとこの役は市原悦子だったが、体調不良で降板し、代役を西田が務めることが、先日発表されたばかり。おどけたキャラを貫く本人以上に、周囲が心配しているのは言うまでもない。
■1位:宮根誠司、隠し子の母が「ガマンの限界。嘘で固めた二股と謝罪」
ひさびさの文春砲と言えるだろう。『週刊文春』が6年前に起きた宮根誠司(54)の隠し子騒動を再燃させた。同誌は女性に4時間の独占インタビューを敢行したが、その内容がエグイ。
女性は「この10年間、彼がついた嘘で愛人呼ばわりをされ、冷たい目で見られてきた。それでも彼やその家族の迷惑になると我慢してきた。ただ最近、ある事実を知って彼のことをどうしても許せなくなったのです」と話した。宮根は6年前の隠し子報道時、嘘を重ねていたというのだ。
女性はクラブで働いていた2004年6月ごろに、客として訪れた宮根と出会い、ほどなく交際開始。ただ、宮根は2006年8月に現在の妻と再婚してしまい、女性にはその事実を伏せて2股交際を続けた。しかし、2007年6月に女性が妊娠を伝えたところ、宮根の様子が一変。「実は結婚している」と告げたほか、「言うのだけは勘弁してください」「お願いします」などの自己保身を連ねた長文メールが立て続けに届いたという。
女性は2008年2月に娘を出産し、宮根は認知したが、女性の悲しみは当然ながら消えない。妻にも女性や子どもの存在を隠し続けるなど、宮根の嘘は続き、6年前の隠し子報道でも、女性は「既婚者であることを知ってつき合っている愛人」と書かれ、周囲から白い目で見られるようになり、経営していた店も閉めてしまう。その一方で、娘に宮根の存在を伝えたほか、食事やカラオケなどで会っていたというから、相当いびつな関係と言える。
女性が今回の独白をした理由は、さらに強烈。宮根と妻が女性の父親を尋ね、「どうしてこんなことになって、どうしてくれるんだ」と詰問したことが発覚したというのだ。宮根はいきり立つ妻の横で、ただただ黙っていたという。そのことを知った女性が宮根に問いただしたところ、とぼけたりご機嫌を取ったり……彼女を完全になめている。
「私は彼の愛人ではないし、娘も隠し子ではない」「9歳になる娘のために、そのイメージを拭い去りたい」「父に失礼な言葉を浴びせたことを謝罪してほしい」という主張は筋が通っている。謝罪メールの文面や2ショットもあり、話のディテールからも、無傷で逃げ切るのは困難だろう。業界界隈の人々は説き伏せられても、今のご時世では市井の人々が許さない。
□おまけの1本「荒川良々が16歳年下美人女優と交際2年半。堂々のデート」
『週刊女性』が荒川良々(43)と、16歳年下女優との交際を報じた。荒川と言えば、とぼけた演技が持ち味のほのぼの系俳優だが、プライベートはスマートだった。
11月中旬、ある映画の完成上映イベントに参加した荒川。そこに恋人の舞台女優・皆本麻帆(27)が同席していたのだ。談笑する姿が目撃されているほか、終始、荒川が皆本をリードしていたというから、役のイメージとは真逆ではないか。
皆本は2001年にミュージカル『アニー』主演で女優デビュー。舞台を中心に活動し、荒川とも2014年のミュージカルで共演し、これが交際につながった。あまり知られていないが、2人は2015年10月にも交際報道があり、当時が交際3カ月。すなわち、すでに交際2年半近いことになる。
荒川の所属事務所は「特にコメントすることはありません」、皆本の所属事務所は「荒川さんは尊敬する先輩であり、役者仲間のひとりです。プライベートはいい大人なので本人に任せています」とコメント。もちろん何の障害もなく、40代前半で結婚する俳優は多いだけに、そのうちめでたい発表があるかもしれない。
■著者プロフィール
木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。