日清食品はこのほど、「チキンラーメンビッグカップ 鶏白湯」(税別205円)を全国で発売した。昭和33(1958)年に誕生してから、間もなく60周年を迎える「チキンラーメン」。今回の新商品は、それを記念した新しい「チキンラーメン」になったというので、実際に食べて確かめてみた。
濃厚なコクとあっさりとした後味でほろりとしてしまう
同商品は、ローストしょうゆ味の元祖鶏ガラスープをベースに、鶏のうま味が溶け込んだ白湯スープを加えて仕上げている。昔ながらの鶏ガラスープと、最近のラーメンのトレンドにもよく上がる「鶏白湯」スープの融合した味とは……? 早速作ってみよう。
完成した麺をすすってみると、おなじみのチキンスープが染みこんでおり、思わず懐かしさを感じる。そういえば、最近「チキンラーメン」を食べてなかったなあ。とろりとしたスープは、初めは鶏白湯の濃厚でコクのある味わいだが、後味には「チキンラーメン」の鶏ガラの風味が残った。
鶏白湯で新しさを感じつつも、「チキンラーメン」のほっとする味わいを生かしていた。カップ麺を愛するものならば、ぜひ一度食べるべきだろう。