シンガーソングライターのピコ太郎が27日、都内で行われた「Yahoo!検索大賞2017」のプレ・イベントに登場。トランプ米大統領に「100%忖度しました」と緊張の晩餐会を振り返った。
Yahoo!検索大賞は、「Yahoo!検索」のデータから前年と比べて検索数が最も急上昇した人物、製品、作品などを選出するもの。大賞は12月6日に発表されるが、この日は先行して「流行語部門賞」が発表され、森友学園騒動をきっかけに話題となった「忖度(そんたく)」が選ばれた。
昨年「PPAP」で同部門賞を受賞したピコ太郎は、「忖度」の受賞を「幼稚園以来」という習字で発表。最近で忖度したことを聞かれると「100%トランプさんですね」と即答した。
今月来日したトランプ大統領の晩餐会に招待されたピコ太郎。その際、「(大統領の)横にいた奥様が『あなたは何の歌を歌ってらしゃるの?』と普通に聞いてきまして、『パイナップルとアップルをペンに刺してます』って答えたら、『面白いね』って言ってましたけど、あの笑顔もきっと忖度だと思います」と苦笑いした。
その晩餐会については「ものすごい豪華な方ばかりで、どうしていいか分からなかったんですけど、そこに米倉涼子さんがスッと来て、米倉さんでホッとするっていう訳の分からない確変が起こっておりまして」と、異常な心理状態だったそうだ。
また、ブレイクからこれまでを振り返ると、「感覚的にはジャスティン(・ビーバーのツイート)が4分前です。でも本当に不思議な感覚で、4分前のような20年前のような、体の中の時間軸がおかしくなっています」と明かし、「この1年間で17カ国くらい行きましたんで、気持ちはバスコ・ダ・ガマのつもりでいますね」と、大航海の気分を表した。