サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート『11月21日はフライドチキンの日&かきフライの日! 揚げ物の太らない食べ方とは? 』を公開した。

大根おろしを添えたりレモン汁をかけたりして食べると、脂肪の吸収を穏やかになり、代謝が促される(※イメージ)

同サイトによると、11月21日は「フライドチキンの日」「かきフライの日」であるという。フライドチキンやかきフライをはじめとする揚げ物は太りやすい食べ物と言われているが、食べ方を工夫すれば太りにくくすることが可能とのこと。

油で揚げるという調理法は、その衣によって「吸油率」が異なるため、カロリーが大きく変わる。吸油率は「素揚げ(衣なし)」は3~8%、「唐揚げ(小麦粉・片栗粉)」は6~8%、「天ぷら(水に溶いた小麦粉)」は15~25%、「フライ(パン粉)」は10~20%と衣が厚くなるほど高くなり、それに伴いカロリーも上がるという。また、素揚げは一番吸油率が少ない調理法だが、茄子の場合は油を吸いやすい素材のため、素揚げでも12%と高くなるとのこと。

揚げ物の太りにくい食べ方として、「食べ合わせ」「時間帯」「揚げ油」の3つのポイントが挙げられる。「食べ合わせ」で大切なのは、脂肪の吸収を抑制する働きがある食物繊維が豊富な野菜や海藻、きのこを副菜に加えること。大根おろしを添えたりレモン汁をかけたりして食べると、その酵素の働きで脂肪の吸収が穏やかになり、代謝も促されるという。

体に入った脂肪を代謝させてエネルギーに変えるには、ビタミンB2が有効とのこと。脂質の摂取量が多いほど必要になるため、肉や魚、チーズなどの動物性食品、舞茸・エリンギなどを揚げ物と一緒に摂取するのがよいとしている。

揚げ物を食べるタイミングは、昼食を推奨している。起床後間もない朝食では胃腸に負担がかかり、夜に高カロリーな揚げ物を摂取すると脂肪として蓄積される可能性が高いからであるという。

惣菜店などで売られている揚げ物は、揚げてから時間が経過しているため、油が酸化している可能性がある。酸化した油は胃腸に負担をかけ消化吸収にもよくないため、自宅で揚げたてを食べるほうがよい。

酸化しにくい油を使うなどの工夫も大事(※イメージ)

使用する油は、比較的酸化しにくいオリーブオイルやキャノーラ油、紅花油、体脂肪になりにくいココナッツオイルを使用するのもおすすめとのこと。少量の油で焼くように揚げるなど、調理の工夫次第で余計な油を摂(と)らないようにできるという。

詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「11月21日はフライドチキンの日&かきフライの日! 揚げ物の太らない食べ方とは? 」で解説している。