俳優の役所広司が主演を務めるTBS系日曜劇場『陸王』(毎週日曜21:00~)の第4話が12日に放送され、平均視聴率が14.5%だったことが13日、わかった(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

舞台挨拶に出席した山崎賢人、役所広司、竹内涼真(左から)

初回14.7%、第2話14.0%、第3話15.0%と推移。第4話は14.5%と数字を落としたが、同時刻にテレビ朝日で大ヒット映画『シン・ゴジラ』が地上波初放送される中、好調をキープした。

『半沢直樹』や『下町ロケット』で知られる池井戸潤の同名小説を原作とする同ドラマは、かつては隆盛を誇った倒産寸前の足袋業者「こはぜ屋」が、仲間たちと共に復活を目指し、ランニングシューズの開発に挑んでいく物語。主人公の「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所広司、その長男・宮沢大地を山崎賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部員・茂木裕人を竹内涼真が演じている。

第4話は、大地(山崎)と飯山(寺尾聰)が「陸王」のソール素材として最適な硬さのシルクレイを作ることに成功し、お祝いムードに。そして後日、次の段階へと移るため、宮沢は茂木(竹内)の足型を取らせてもらうべく、ダイワ食品陸上競技部を訪ねる。一方、茂木の怪我は会社にも伝わり、茂木は労務課の担当者との面談で、陸上を引退して社業に専念してはどうかと提案されるといった展開だった。