KIYOラーニングは11月6日、「資格取得のための試験勉強に関しての実態調査2017」の結果を発表した。同調査は9月5日~11日、通勤講座の有料会員ユーザー及び無料会員ユーザーである684名を対象として、インターネットリサーチによって行われたもの。

はじめに「試験勉強のためにどのようなツールを活用しているか」を聞くと、最多は「スマートフォン」(61.4%)だった。次いで、「冊子・書籍」(52.0%)、「PC」(51.8%)。以降、「タブレット端末」(27.3%)、「自作テキスト・ノート」(12.9%)となった。

「活用している勉強ツール」

続いて、資格取得に向けて学習中及び資格取得検討中と回答した668名に、「目指している資格数」を聞くと、59.6%が「1種」、40.4%が「複数の資格取得を目標」だった。

「目指している資格数」

また、「資格を取得しようと思ったきっかけは何か」を質問すると、「スキルアップのため」(56.0%)が最も多かった。次いで、「独立を考えているから」(26.5%)、「現在の業務上必要だから」(24.7%)。以降、「転職を考えているから」(23.2%)、「社内で資格を持っていると有利だから」(17.8%)と続いた。

「資格取得のきっかけ」

さらに「試験勉強で苦労すること、大変だと思うこと」について、「かなり苦労する」と「やや苦労する」を合わせた割合をみたところ、「内容を記憶すること」(93.4%)が最も多かった。次いで、「勉強時間の確保」(90.4%)、「勉強のペース配分」(89.2%)となった。

「試験勉強で苦労すること、大変だと思うこと」

そして「主にどういった場所で勉強しているか」を質問すると、「自宅」(82.0%)が最も多かった。続いて「通勤時間」(54.5%)、「会社の休み時間」(33.3%)。以降、「カフェ・喫茶店」(31.3%)、「移動時間」(26.2%)という結果となった。

「勉強場所」