劇場アニメ作品『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(通称:キンプリ)。TVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』のスピンオフ作品として2016年1月に上映された本作は、映画館での上映ながら、声援ありサイリウムありといった応援上映という新しい文化を定着させ、聖地と呼ばれる劇場・新宿バルト9では238日(7カ月と25日)という異例のロングラン上映となった。
現在は新作の『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』が全国ロードショー中。こちらも2017年6月に封切りされた作品ながらロングラン上映中となっている。そんな中、アニメとは別の角度から新しい『キンプリ』が生まれようとしている。それが、11月公演の舞台『KING OF PRISM-Over the Sunshine!-』だ。今回は稽古現場に突撃し、主人公・一条シンを演じる橋本祥平にインタビューを実施した。
シンのようなピュア感をどうやって
――現在、稽古がはじまってどのくらいですか?
1、2週間くらいですね。稽古期間は全部で1カ月くらいなので、だいたい半分が終わりました。
――まだこれからといった状況でしょうか。橋本さんはもともと『キンプリ』は知っていましたか?
作品を観たことはなかったんですけど、「応援上映がすごい!」とニュースで取り上げられているのを何度か観たことがあります。その後に舞台『キンプリ』の役が決まり、「これか~!」って。
――ということは、シン役が確定してから作品を観たということですね。はじめて『キンプリ』を観たときの感想を聞かせてください。
『キンプリ』はプリズムスタァを目指す男の子たちのお話なので、さぞキラキラしているんだろうな、と思いながら観ていました。実際にプリズムショーも華やかでしたしね。それとは別に……結構ぶっ飛んでいる作品だなと思いました(笑)。
――ははは、それは私も思いました。
でも、ファンの方たちは、こういう「ぶっ飛んだ」ところも好きなのかなと思って調べたんですよ。そうしていくうちに、「何十回も観た」とか、「やみつきになる」と言っている人もいて、それはたしかになと。今度は舞台で、ファンの方たちをやみつきにしていかないとなと思いましたね。
――そこで決意を新たにした橋本さんは、一条シンをどのように演じているのでしょうか。
まず、シンって中学3年生じゃないですか。僕は今年24歳なので「まだ中3を演じられるんだ」と思いました(笑)。シンって明るくてけがれがなくて天性の輝きを持っている、ピュアな人間なんです。だからこそ、僕がシンを演じていいのか、どうやったら中3のピュア感を出せるのかとずっと考えていました。
――その答えはどうやって?
とにかくシンに近づけるために、ずっと良いことをしていようと思っています。たとえばゴミが落ちていたら拾うとか……。そういう細かいところからはじめてみたら、気持ち的にも変わるんじゃないかなと。
――結構掴むのが難しいキャラクターなんですね。
そうですね。シンはいい意味で色がない、まっすぐでザ・主人公というキャラクターなんです。僕がこれまで演じてきたキャラクターは破天荒だったりクールだったり、そういう個性に助けられていた部分もあったので、今回は結構難しい役どころですね。シンを演じていくのが、いま僕の中での課題なんだなと思いました。
――まだ稽古をはじめられて1、2週間とのことですが、いかがですか。ピュアになれそうですか?
いまはとりあえず覚えることで精一杯ですね。まず歌やダンスやセリフを体に落とし込んで、そこから自分なりの一条シンとして稽古ができたらと思っています。僕の中にシンが入ってくるのはここからかなと。
舞台ならではのプリズムショーに
――舞台『キンプリ』の脚本は劇場アニメと同じく青葉譲さんです。お話ってされましたか?
それがまだできていないんですよ。稽古場に来られたらぜひお話をしたいですね。元になった作品に携わられていた方から聞くお話ってとても貴重なんですよ。
――鷹梁ミナト役の五十嵐雅さんは、劇場アニメ作品でもミナトを演じていました。舞台『キンプリ』では唯一の続投となりますけど、そういったお話をすることも?
はい! たくさんアドバイスをいただきました。「自分なりに作った役でいけばきっとお客さんも付いてきてくれるよ」と素敵なことを言ってくださいました。ふだんはもう……僕たちにとっても太陽のような存在なんですけど(笑)。
――……いま、結構ことばを選びましたね。
いえいえ! でもちょっとたまにネジがコロコロ~ってなっちゃう部分が五十嵐さんらしさですね(笑)。現場では一番年上なのに、一番愛されているんですよ。
――劇場アニメ版でも太陽のような存在でしたけど、舞台の方でもなんですね。変わらず五十嵐節が。
炸裂してますね(笑)。
――ステージ上で表現するプリズムショーやプリズムジャンプについては?
プリズムショーは、まだ詳しく言えませんがご期待ください! 劇場アニメでみなさんが味わった「プリズムのきらめき」をそのままお届けできたらうれしいです。
――橋本さんもすっかりキンプリファンですね。
正直、はじめて観たときはほんとうにわからなかったんです(笑)。でも、観ていくうちにキャラクターの関係性やプリズムショーの良さをわかってきて、やみつきになる作品というのはこういうところなんだなと。『キンプリ』って観終わったあとに、もう一回観たいなと思う作品なんですよ。なので、舞台の方も何度も観に来て欲しいですね(笑)。『キンプリ』はファンのみなさまから支えられてここまで大きくなったと聞きました。なので、舞台『キンプリ』も、ぜひみなさまのお力を借りたいと思います。劇場で応援上映を楽しむときのような熱量を舞台でも出していただいて、一緒に素敵な作品を作りたいと思います。一緒に楽しみましょう!
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舞台『KING OF PRISM-Over the Sunshine!-』
■日程
大阪:11月2日~11月5日
東京:11月8日~11月12日
※公演日時は変更の可能性あり
千秋楽ライブビューイング開催決定
全国の映画館にて、11月12日17:00上映開始
チケット発売中、詳細はコチラ
■劇場
大阪:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
東京:AiiA 2.5Theater Tokyo
■出演者
橋本祥平(一条シン役)、小南光司(神浜コウジ役)、杉江大志(速水ヒロ役)、大見拓土(仁科カヅキ役)、横井翔二郎(太刀花ユキノジョウ役)、長江崚行(香賀美タイガ役)、村上喜紀(十王院カケル役)、五十嵐雅 (鷹梁ミナト役)、星元裕月(西園寺レオ役)、廣野凌大(涼野ユウ役)内藤大希(如月ルヰ役)、spi(大和アレクサンダー役)、古谷大和(高田馬場ジョージ役)、栗田学武(氷室聖)、前内孝文(法月仁役)
※出演者は変更になる可能性あり
■原作
タカラトミーアーツ/シンソフィア/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ■脚本
青葉譲
■演出
宇治川まさなり
■音楽
石塚玲依
■主催
「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」製作委員会2017
(C) T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/「KING OF PRISM-Over the Sunshine!-」製作委員会2017