俳優の千葉雄大が14日、自身のブログを更新。同日放送されたNHK連続テレビ小説『わろてんか』(毎週月~土曜8:00~)の第12回で、自身が演じるヒロイン・藤岡てんの兄・藤岡新一が病死したことについて言及した。

千葉雄大

新一は長男として家業を継ごうと奮闘していたが、持病のぜんそくが悪化し、14日放送の第12回でまさかの"ナレ死"。冒頭で遺影として登場し、「新一は家族の笑顔に包まれ、静かに息を引き取りました」とナレーションが流れ、視聴者に衝撃を与えた。

千葉はブログで「新一は何があってもてんちゃんの味方です」と記し、「泣きたい時には泣いてもいいと思います」とコメント。「旅立った人の気持ちは、推し量ることしかできません。でも、自分のことを照らし合わせてみると、辛いことがあった時、きっと空からみてる、と、しゃんとすることが僕はあります。悲しみを共有することも家族だし、誰かが沈んでいたら何とか笑顔になってほしい、と努めるのも家族だと思います」とつづり、「ちょっと抽象的ですかね。うまくまとまらずにすみません」と加えた。

また、「てんちゃんの笑顔に支えられた新一だから、てんちゃんには笑顔でいてほしいし、藤岡屋のみんなにも、そして、お父はんにも、お母はんにも」と新一として家族の幸せを願い、「わかなちゃん。残りの撮影も頑張ってね。口数少ない兄でしたが、本当にいつでも兄は妹の味方です。これからも応援してます」と主演の葵にエール。

さらに、「みなさまもぜひ、引き続きご覧いただきますよう、よろしくお願い致します」と視聴者に呼びかけ、「僕も先の展開は知らないからすごく楽しみ!いい朝がしばらく迎えられそうです。みなさまにとっても、そうでありますように」とメッセージ。「わろてんか 藤岡新一 どろん」と締めくくった。