俳優の佐藤健が30日、都内で行われた主演映画『亜人』(9月30日公開)の公開初日舞台挨拶に、綾野剛、玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、浜辺美波、本広克行監督とともに登場した。
同作は、桜井画門による同名漫画を映画化。研修医の永井圭(佐藤)はある日交通事故に遭って死亡するが、直後に肉体が復活し、生き返る。絶対に死なない新人類【亜人】と発覚した圭は研究施設に監禁され実験のモルモットとなるが、【亜人】仲間に救出される。しかし、人間でいたい圭は亜人の仲間と対立していくことになる。
「絶対に死なない」という設定に合わせて、登壇者はそれぞれ「絶対に〇〇しない」というお題に沿って答えていく。佐藤が、『亜人』公開中限定で「絶対に街で会った人に頼まれたら撮影を断らない」と言うと、客席は驚きの声に包まれた。綾野は「知らねーぞ」と苦笑し、城田も「本当にさっきから綾野剛が、『大変なことになるぞ』って」と忠告。
しかし佐藤は「いつでも撮っていただきたい! ただその代わり絶対亜人を観て!!」と強く訴えた。また、「チケット半券あると、より良い画質で撮るけどね」と笑顔を見せ、「亜人公開中ですからね」と念を押すと、拍手が沸き起こった。
また、千葉が「絶対に上目遣いをしない」と宣言すると、周囲からは抗議の声が。玉山が「上目遣い、みんな好きだと思う。僕も大好きだもん」とフォローすると、千葉は「28歳なので、ちゃんとしたいなって。僕、スタッフさんに『お願いするときに上目遣いしますよ』と言われて、『キモ!』って自分で思った」と明かした。結局周りの勧めもあり、「亜人の宣伝をするときは上目遣いをする」ということに変わった千葉は、撮影時もカメラマンから「千葉さんは上目遣いでお願いします!」と指定されていた。