10月15日スタートのTBS系日曜劇場『陸王』(毎週日曜21:00~)に出演する俳優の役所広司、山﨑賢人、竹内涼真が、23日に放送された同局系情報番組『王様のブランチ』(毎週土曜9:30~14:00)にVTR出演し、ドラマに関わるエピソードを語った。

山﨑賢人(左)と竹内涼真

『半沢直樹』『下町ロケット』で知られる池井戸潤の同名小説を原作とする同ドラマ。主人公で創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所広司、その長男・宮沢大地を山﨑賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部員・茂木裕人を竹内涼真が演じる。

役所は、山崎と竹内のことを「体中、2人とも新品」と表現し、「僕を含め高齢が多い。ミシンも古いがオバちゃんたちも古い(笑)。その人たちを見て、竹内くんや山崎くんを見ると、本当に新しいなって」と優しい笑顔で説明。「この新品のピチピチもすごく頑張って魅力的なお芝居をしてくれています」と2人の演技も称え、「頑張ります!」と意気込んだ。

山崎は、クランクイン当日に現場で誕生をお祝いしてもらったそうで、「23歳になって(演じる)大地と同じ歳になった」とコメント。ケーキの感想を聞かれて「甘かったです」と答えると、竹内がすかさず「だいたい甘い」とツッコみ、山崎が「すごく重かったです」と言うと、今度は役所が「予算あるんだね『陸王』」と発言し、笑いに包まれた。

20歳まで東京ヴェルディユースでプロサッカー選手を目指していたアスリートだったという竹内は、「ケガをして契約しているスポンサーから切られたり。僕もスポーツやっていたのでそういう距離感とかわかるし、リアルに描いていければ」とコメント。オーディションでは福澤克雄監督から「痩せられる?」と聞かれ、「はい、痩せます!」と答えたという。また、ユニフォーム姿について「あんなに人にナマ脚を見せたことは初めてです」と話した。