俳優の窪田正孝が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』(毎週火曜21:00~)が6日、クランクアップを迎えた。

(左から)間宮祥太朗、窪田正孝、葉山奨之、今野浩喜=カンテレ提供

まずは、爆破事件を起こしてしまった主人公・トビオ(窪田正孝)のほか、凡下高の生徒・伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセン(今野浩喜)のうち、今野以外の3人が撮影終了。

今野から「この4カ月こんなに自由に芝居をやらせてもらって、思いっきりできたのでうれしかったです。マルをやれて良かったなって思います」と話し、続いて、監督から花束を受け取った間宮は「アドリブが多かったので、このドラマを通して本当に意味のないセリフを言うのが上手くなったなって思います(笑)。監督から『ちょっとそこでガチャガチャやってて!』みたいなことも多くて。だからこそ、この4人でいる時のリズムがすごく心地よかったです」と振り返った。

そして、プロデューサーから花束を受け取った窪田は「終わる気が全然しないんですけど。でも、この4人で駆け抜けてきたこの約4カ月を皆さんが支えてくださったからこそ、この『僕やり』ができたんじゃないかなと思います」とあいさつ。「皆さんお一人お一人の力で支えてもらったことをすごく実感しましたし、いい経験をさせていただいたし、人としてもたくさん成長させてもらった気がします。終わるのは寂しいですが、『またどこかで会えるように』と願いながら明日から頑張りたいと思います!」と、別れを惜しんだ。

3人を送り出す今野は「どうですか皆さん! 僕だけお花もらえないんですよ!!」とロケを見学していた一般の人たちに嘆き、4人で互いの健闘を称えるようにハグ。その後、撮影現場を移動して、今野が1人で最後のシーンを撮り終えると、先にクランクアップを迎えていた3人が「パイセン~!!!」とサプライズで登場し、ドラマのように抱きついて、今野を「車の中で待機してたの!?」と驚かせた。

そして、窪田から花束を受け取った今野は「いや~、若手たちを僕が引っ張りましたけど、本当に俺がなんとかしないとどうにもならないんだから、この3人は!」とジョークを交えて一同をわかせた後、「『あの関西弁は頑張ってたな』と思っていただけたらうれしいです。失礼しました!」と締めた。

次回12日は第9話を放送。トビオと友情を築いていた市橋(新田真剣佑)の思いもよらぬ死や、刑事・飯室(三浦翔平)からの執拗なまでの追及など、精神的に追い込まれていくトビオたちが、"自首"という意外な行動をとる。

12日放送の第9話より=同