コズレはこのほど、「赤ちゃんのプールデビューに関するアンケート」を実施し、結果を公表した。同調査は5月19日~6月2日、既に子どもがプールデビュー済の父親と母親を対象にwebアンケートにて実施。有効回答数は、218だった。

プールデビューした赤ちゃんのデビュー時期は「0歳」が約半数に

まず、赤ちゃんを初めてプールに連れて行った時期について聞いたところ、プールデビュー済の赤ちゃんのデビュー時期は、「0歳」が48.6%で最多となった。月齢別に見ると、1歳~1歳6カ月(21.1%)、生後7~9カ月(19.3%)、生後4~6カ月(14.2%)、生後10~11カ月(13.8%)、2歳(12.4%)と続く。

次に気になるプールデビューの満足度については、もっとも高かったデビュー時期は1歳7カ月~2歳。全体の傾向を見てみると0歳10カ月以降にデビューした人の満足度は概ね8割程度だった。同社では、デビューが早すぎるとせっかく赤ちゃんを連れて行っても楽しめず、「生後10カ月」以降がおすすめといえそうだ、としている。

「生後10カ月」以降にデビューした人の満足度が高い傾向に

プールデビューの時の持ち物について質問では、「持って行った持ち物」と「あると便利だった持ち物」について聞いたところ、TOP3の顔ぶれはいずれも「水遊びおむつ」「飲食物」「ミルク」となった。

プールに持っていったら便利だった持ち物は、「水遊びおむつ」「飲食物」「ミルク」

注目したいポイントは、「あると便利だと思った持ち物」の上位にランクインした「日焼け止め」(19.7%)、「ラッシュガード」(27.1%)、「日よけのアイテム等」(11.9%)で、「赤ちゃんは肌が弱いので日焼け止めだけでなく、テントやラッシュガードといった肌を直射日光から守ることができるアイテムを持っていくべきだった」という体験談が多く寄せられた。

プールデビュー前に考えていた「プールを選ぶ基準」は、1位「子ども向け施設が整っている」(64.7%)、2位「水遊びおむつで入れる」(59.6%)、3位「入場料」(25.7%)。実際に「プールデビューしてみてわかった」気をつけるポイントは、1位「子ども向け施設が整っている」(66.5%)、2位「水遊びおむつでも入れる」(58.3%)、3位「食事・休憩スペースの充実度」(27.5%)だった。

先輩ママパパはプールデビューをしてみると「食事・休憩スペースの充実度」が重要であると分かったという点が注目される。水の中は思った以上に体力を使うため、赤ちゃんの食事や昼寝スペースのことも考えてプールを選びたいところ。また、「ホテルについているプールなら比較的水遊びおむつであっても入れるし、疲れたらお部屋に戻って休憩しやすいのでおすすめ!」という声も聞かれた。

意外と大切なのが、「赤ちゃんが食事・休憩できるスペース」

今回の調査の結果、生まれた月次第ではあるものの、赤ちゃんの約半数が0歳でプールデビューをしていることが分かった。中には、デビューが早すぎた、と後悔している人もいたが、生後10カ月以降は満足度も高い。

とはいえ、水の事故は怖いもの。同社では、赤ちゃんが溺れることがないよう、いつも以上に注意をして目を離さないことが必要と訴えている。また、プールは体力も消費するので、ちょっと物足りないかなくらいで切り上げるのもおすすめだ、としている。