JR九州は5日深夜、大雨の影響により一部区間で終日運転見合わせとなった久大本線・日田彦山線・豊肥本線の7月6日の運転計画について発表した。福岡県・大分県では7月5日に大雨特別警報が発表され、「これまでに経験したことのないような大雨」「土砂崩れや浸水による重大な災害がすでに発生していてもおかしくない状況」だという。
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久大本線の普通列車(2013年撮影) |
この大雨の影響で、大分県日田市の花月川に架かる久大本線の鉄橋の一部が流された模様との報道も。JR九州の列車運行情報によれば、7月5日は久大本線善導寺～日田間・由布院～向之原間、日田彦山線添田～夜明間、豊肥本線三重町～中判田間で終日運転見合わせとなり、その他の区間でも列車の遅延などが発生したという。
7月6日の運転計画(7月5日23時30分現在)では、久大本線善導寺～向之原間、日田彦山線添田～夜明間、豊肥本線阿蘇～中判田間で「大雨の影響で、線路設備等の点検を行えないため」として、始発列車から運転を見合わせることが発表されている。これにともない、久大本線久留米～善導寺間・向之原～大分間、日田彦山線城野～添田間、豊肥本線中判田～大分間も本数を減らして運転する見込みとなった。
久大本線経由の特急「ゆふいんの森」「ゆふ」(博多～由布院・大分・別府間)、豊肥本線経由の特急「九州横断特急」(阿蘇～大分・別府間)も、7月6日は終日運転見合わせとなる。JR九州は運転計画の中で、「気象状況及び線路設備の状況などにより、この他にも運休、遅れが発生する場合があります」と説明している。
