これが話題の「円周率ノート」

ただ見ているだけでも楽しくなってくるのが、5階「ワーク&スタディ」。インテリジェンスと遊び心が醸し出す文具雑貨「ステーショナリーワールド」とONとOFFを楽しむ「カジュアルバッグ」で、売り場を構成している。

5階「ワーク&スタディ」は「ステーショナリーワールド」と「カジュアルバッグ」で構成

圧巻なのが、"I Love Pencil"をテーマに、アナログツールの原点である筆記具の魅力を伝える「Pencil Bar」。海外の買い付けなど限定アイテムも含め、世界中の300種類・5,000本もの鉛筆を取りそろえている。鉛筆のほか、消しゴムやスタンプ、削りなどの周辺小物もあり、ついコレクションをしてしまいたくなってしまう。そばには、筆記具の試し書き専用のスタンドまで設置されている。

「Pencil Bar」で"I Love Pencil"になる

また、銀座ロフトならではの商品として、「円周率ノート」も展開。罫線が円周率になったこのノートはSNSで話題になり、制作元のキングジムにロフトのバイヤーが交渉し、商品化されることになったという。銀座ロフトでは314冊限定・税別314円という設定もにくい。なお、ロフトネットストアにおいても6月23日11時より限定販売し、その後は、7月上旬に全国のロフトで展開していくという。

「円周率ノート」は銀座ロフトで314冊限定・税別314円で販売

"懐かしい"と"小さい"をテーマにした「小文具古文具」では、商品の販売のほか、よく見る"あの文具"を小さくした「小文具」とお蔵入りした人気アイテム「古文具」、また、文具王・高畑正幸氏による蔵出し品の展示も行っている。そのほか、有楽町ロフトでも愛されてきたモレスキンも「モレスキン NEWアトリエ」としてバージョンアップし、世界で初めてとなるモレスキンの名入れマシーンを常設する。

筆記具の試し書き専用のスタンド

プリントしたらその場でデコレーション

「小文具古文具」では、販売と展示の両方を展開

アートに刺激を受け、旅に出よう

6階「ネクストクリエーション、トラベル、モバイルツール」では、「メディコムトイ」を始めとするポップカルチャーからアニメ関連などのアート&デザインの売り場や、トラベルグッズと最新のモバイルツールが融合したコーナーなども設置。フロアの中でいろいろな世界観が楽しめるのが、この6階と言えるだろう。

6階「ネクストクリエーション、トラベル、モバイルツール」

トラベルグッズは、旅に連れて行きたくなるモバイルツールとともに

ネクストクリエーションのエリアでは、"クールジャパン"と称される日本のアニメ文化が、さまざまな場所で実感できる空間となっている。その奥には、レーザーカッターやUVプリンター、メタルプリンターなどの最新の加工機器を自分で実際に使いながら、デザインできる体験型の工房「LOFT&Fab」を開設。カスタマイズ体験は30分~1時間でできるので、店内で見つけた商品をその場でカスタム、ということも可能だ。

「メディコムトイ」があっちにもこっちにも

体験型の工房「LOFT&Fab」で自分だけのアイテムを

銀座ロフトは6月23日にグランドオープン。オープニングイベントとして、銀座ロフトのために各業界のスペシャリストが集まって結成された「チームロフト」によるイベントを、各フロアで開催する(時期はイベントによって異なる)。また、オープン記念として税込3,000円以上購入した先着3,000人に、「ロフトオリジナルショルダー」をプレゼントする。入居している銀座ベルビア館の所在地は東京都中央区銀座2丁目4番6号で、営業時間は11時~21時(レストランは~23時30分)となる。