ソニー生命保険は、本年で4回目となる「社会人1年目と2年目の意識調査」を実施。対象はこの春から働き始めた、または就職してから1年経つ男女1,000名。期間は3月27日から4月5日の10日間で、ネットエイジアが調査協力した。

仕事とは何かという質問への回答は、「お金を得る手段」が6割、「自己実現」や「生きがい」が1割台で、「社会貢献」が1割弱となった。“仕事=お金を得る手段”と考える人が多いようだ。過去の調査結果では、「お金を得る手段」は下降傾向だったが、今回の調査では2016年調査とは一転して10ポイントの上昇となった。

自身にとって仕事とは? (出典:ソニー生命保険)

続いて、良い会社の条件は、「人間関係が良い」6割、「福利厚生が充実」5割、「給与が高い」4割、「事業・経営が安定」3割、「能力を高める機会がある」3割となった。給与が高いことは一番の条件ではないことがわかった。しかし、2年目の回答に注目してみると、「給与が高い」割合が多い。実際に働いてみると、成果が給与に反映されることを経験したためか。

良い会社ってどんな会社? (出典:ソニー生命保険)

また、やる気がアップするシーンは、「昇給・ボーナスアップしたとき」が最も多かった。次いで「仕事の成果が実感できたとき」、「自分の成長が実感できたとき」、「サポート体制が万全なとき」、「プライベートが充実しているとき」。昇給・ボーナスアップしたときや仕事の成果・自分の成長が実感できたときにやる気スイッチが入るよう。

仕事のやる気がアップするシーン (出典:ソニー生命保険)

他にも、落ち込んでいるときに先輩に言われたらやる気に火がつくセリフは、「次からはこうしようか」が3割半、「いつでも相談して」「頑張ったんだね」は3割弱で、反対に一番やる気を失うのは「この仕事向いてないんじゃない?」、次に危険なセリフは「やる気ある?」だと判明。会社に「人間関係の良さ」を求める彼らには、失敗しても次の方法を提示し、やる気スイッチを押してあげよう。