朝の番組から夜の番組に異動し、さらに週末夜のスポーツ情報番組『スポーツLIFE HERO'S』の担当は田中アナに引き継いだことで、プライベートの生活にも変化が生じているそうで、妻で同僚でもある生野陽子アナと一緒に過ごす時間も増えたという。入社以来初めて土日休みのシフトになったものの、「何をしていいか分からなくて、ソワソワしちゃって(笑)。最初の休みは、妻と一緒に買い物したりして、ゆっくり過ごしました」と話す。

ともにアナウンサーという職業だが、なぜか専門外のことについてダメ出しを受けるといい、「スポーツ実況に関して『いきなりそういう話をされても分かんない』といった感じで言われます。でも、視聴者の目線で『そういう見方があるのかぁ』と勉強になりますね。ありがたいです」と、感謝しているようだ。

逆に中村アナから生野アナには、こちらも専門外の分野にダメ出しをするそう。生野アナが出演する街ぶら番組『有吉くんの正直さんぽ』を見て、「食べた後に誰もコメントを言わないから、自分が言ったほうがいいんじゃないか」「たこ焼きを食べた後のリアクションは、もうちょっと本気で熱がったほうがいいんじゃないか」といった指摘をしているそうで、「畑違いのことを、お互い注意し合っています(笑)」と苦笑いした。

あらためて『ユアタイム』の見どころを聞くと、「市川さんやコメンテーターの方々による、角度の入った意見のぶつかり合いが毎日繰り広げられているというのは、『本当にこんな番組があるんだ』って驚くくらい面白いです」とアピール。

「本当にスポーツって面白いんですよ!」と、その魅力を誰よりも知っている自負があるだけに、「プロ野球でも、翌日の予告先発を伝えたら『あの人とあの人の対決ですね!』と、みんなで盛り上がるくらいまで、スタジオを引っ張っていきたいですね」と目標を語る。

一方で、自身の今後のキャリアについては「今はスポーツが中心になっているんですけど、それを極めたいという思いと、せっかくなのでいろんなジャンルに幅広くチャレンジしたいという気持ちがありますね」と、まだ模索中の様子。「だから、人の2倍3倍働いていきたいと思います」と意欲を示した。