博報堂は3月23日、「働く女性(キャリジョ)の意識調査」の結果を発表した。調査は2月17日~20日、個人年収300万円以上の22~39歳の有職女性437名を対象に、インターネットリサーチで行われた。なお、対象エリアは、東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・神戸・広島・福岡。

働く女性の仕事観

働く女性の「仕事観」を聞くと、93.1%の女性が「女性が働くことは、ごく普通のことだと思う」(「あてはまる」42.1%+「ややあてはまる」51.0%)と回答。

「女性が働くことについて」

また、「今後も仕事をしていると思う」という女性は94.6%(「ずっと仕事をしていると思う」55.5%+「子育てなどで一度辞め、今よりも負担の軽い仕事をしていると思う」32.0%+「子育てなどで一度辞め、工夫しながら何か仕事をしていると思う」7.1%)。

「今後も仕事をしていると思うか」

理由として、「生きていくためのお金が欲しいから」(86.2%)や「自分の好きに使えるお金が欲しいから」(78.3%)が多くあがった。

副業や転職は?

「副業」について聞くと、73.7%が「可能なら副業してみたい」(「あてはまる」35.9%+「ややあてはまる」37.8%)と回答。また、「転職することに抵抗がない」という人は59.2%(「あてはまる」24.9%+「ややあてはまる」34.3%)だった。

「副業や転職について」

さらに、「仕事のために資格や語学を習得したい、あるいはしたことがあるか」を聞くと、63.4%が「習得したい(したことがある)」(「あてはまる」27.0%+「ややあてはまる」36.4%)と回答した。20代・30代の働く女性は、転職や副業にも抵抗がなく、キャリア形成に意欲的であることが伺えた。

「仕事のために資格や語学を習得したいか」