カタール航空は3月8日、ドイツで最大規模の展示会「ITB Berlin 2017」にて、新ビジネスクラス「QSuite」を発表。ダブルベッドや4人掛けに変更できる座席構成などと、カスタマイズできるプライベートスイート仕様で、これまでにないビジネスクラスの旅を可能にする。
ITB Berlinの会場には、実物大サイズのQSuiteを設置。2年の歳月をかけて作られたQSuiteには、業界初のダブルベッドをビジネスクラスで実現した。プライバシーパネルを備えており、隣の座席に気兼ねなくプライベート空間を確保できる。また、4人掛けシートに調整できるパネルと可動式テレビモニターにより、一緒に旅行する同僚や友人、家族がそれぞれのスペースを自由に活用できる。
各シートには、ハンドステッチのイタリアンレザーやゴールドフィニッシングなど、ディテールまでこだわっており、ビジネスクラスでのぜいたくさやプライバシー、スタイルにおいて、比類のないサービスを提供。また、新しい食事と飲み物のコンセプトも発表し、バリエーション豊かな選択肢を提供する。
カタール航空グループ最高経営責任者(CEO)であるアクバル・アル・ベイカー氏は、「独自に開発した特許取得済みのデザインは、乗客にプライバシーやパーソナライゼーションをより多く提供することにより、さまざまな点で業界標準に挑戦しています。カタール航空はビジネスクラスの旅行者にサービスを提供する上での革命をもたらし、乗客はビジネスクラスでファーストクラスの経験を楽しむことができます」とコメントしている。