昨年12月に接触事故を起こし書類送検されるも不起訴処分となったお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が7日、都内で記者会見を開き、事故について改めて謝罪した。
井上は「被害者の方に、改めてお詫びしたいと思います。また、世間をお騒がせしてしまい、ファンの方々や仕事関係の方々に多大な迷惑とご心配をおかけしてしまい、深くお詫び致します。誠に申し訳ございませんでした」と涙ながらに謝罪。深々と頭を下げた。
事故当時については「違和感はあったが音は聞こえなかった」と言い、「当たってないんじゃないかといい風に解釈してしまった」と反省。「正しい処置を取らず、軽率な行動をとってしまい、みなさんにご迷惑をおかけしてしまった」と謝罪した。
相方の石田明に対しても「申し訳ない気持ちでいっぱい」と話し、「井上の人生は俺の人生の一部だから」と温かい言葉をかけてくれたことに感謝した井上。復帰時期については「何も決まっていない」と説明し、「まず、自分の声でしっかり謝罪の気持ちを伝えることが第一」とした。
井上は昨年12月11日夜、東京・世田谷区内でタクシーと接触し、運転手に軽いけがを負わせたものの、警察への通報や救護措置を行わずに逃走。今年2月に道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検されたが、きのう6日に不起訴処分となった。