ボーイングは現地時間の2月20日、スカパーJSAT(本社: 東京)とカシフィック・ブロードバンド・サテライト(本社: シンガポール)からボーイング702型衛星を受注したことを発表。702型衛星の製造を通じて、拡大するアジア太平洋全域の携帯電話、データ通信、インターネットユーザー向け通信サービスに貢献を目指す。

アジア太平洋全域の携帯電話、データ通信、インターネットユーザー向け通信サービスの拡大を目指す

同衛星はスカパーJSATとカシフィック・ブロードバンド・サテライトが所有・運用し、2基のペイロード(ミッション機器)が搭載される。1基はJCSAT-18で、極東ロシアを含むアジア太平洋地域の携帯およびブロードバンドサービスの向上を目指す。もう1基はカシフィック・ブロードバンド・サテライト向けのKacific-1で、東南アジアおよび太平洋地域の20カ国以上で高速Kaバンド衛星ブロードバンドインターネットサービスを提供する。

JCSAT-18とKacific-1を搭載したボーイング702型衛星の打ち上げは、2019年を予定している。なお、ボーイングは1980年代以降、JSATと宇宙通信(現在はスカパーJSATに統合)向けに、10基の衛星を製造している。

ボーイング衛星システムズインターナショナル社長のマーク スピワック氏は、「拡張性に富むボーイング702型衛星は飛行実証済みの設計を採用し、お客さまの今後のニーズに応じるために進化させています。JCSAT-18とKacific-1のペイロード2基を搭載する当衛星は、多様な運用要件に対応できる柔軟性を備えており、スカパーJSATとカシフィック・ブロードバンド・サテライト両社のそれぞれ異なるニーズを同時に満たしています」とコメントしている。