女優の高梨臨が19日、都内のスタジオで、読売テレビ・日本テレビ系主演ドラマ『恋がヘタでも生きてます』(4月6日スタート、毎週木曜23:59~24:54)の取材に応じ、「洗濯がすごいヘタクソなんですよ」と、意外な弱点を明かした。

『恋がヘタでも生きてます』主演の高梨臨

このドラマは小学館「プチコミック」で連載されていた藤原晶の同名漫画が原作で、恋がヘタな登場人物たちの不器用すぎる恋愛模様を描くもの。高梨は、恋が最長2カ月しか続いたことがなく、「恋より仕事」と突っ張って生きる茅ヶ崎美沙役を演じ、NY帰りの経営のプロ・雄島佳介(田中圭)と出会うことで、少しずつ恋に進んでいく変化が、見どころの1つだ。

そこで、「自分が不器用なこと」を聞かれた高梨は、少し考えて「洗濯」と回答し、具体的には「なぜか知らないんですけど、洗濯物がよく破けるんです」「異常に伸びたり異常に縮んでるのは、すごいあります」といった事象が起こっていると説明。

「洗濯機に入れるだけなんですけど、たぶん入れ過ぎてるんでしょうね。なるべく最小回数で終わらせようと思って」と原因を推測しながら、「私が不器用なのか、洗濯機が不器用なのか今のところ謎なんですけど…」と、真相は闇の中のようだ。

今作は4年ぶりの連ドラ主演ということで、緊張もあるそうだが、「作品に入るのが久しぶりだったので、リセットされた自分がいて、また2017年一発目スタートします!という気持ちで飛び込んでいければなと思ってます」と、20日のクランクインを控えて撮影を楽しみにしている様子。

演じる美沙は、仕事にプライドを持ってズバズバ意見を言うキャラクターだが、高梨自身も「論破するタイプ」だそう。「スイッチが入ると『こうれがこうだから、こうじゃないの?』っていう感じで、結構ガーッと言っちゃうタイプかもしれないです」と明かした。

恋愛ドラマで胸キュンシーンも盛り込まれる今作だが、自身が胸キュンするのは「いい焼肉屋で打合せしてくれたらうれしいですね(笑)」と、またもや意外な告白。「飯に釣られるタイプなので(笑)。キスされても困っちゃいますし…」と正直な心境を語りながら、「焼肉屋さんでみんなで会議した後に、『この後2人で残って…』みたいなさりげない感じは、個人的にはキュンとするポイントかもしれないですね」と想像を巡らせていた。

少女コミック原作だが、台本を読んで「この世界観にリアルに入り込めるようなお話」と印象を持ったという高梨。「いい作品ができそうな予感がすごくしています。新しい年度が始まって『これから頑張ろう』っていう気持ちの人が多い時期にぴったりのドラマだと思うので、そんな人たちを後押しできたら」と意気込みを語っている。