お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(36)の『火花』に続く第2作となる小説『劇場』が、3月7日発売の文芸誌『新潮』4月号(新潮社)で発表されることがこのほど、明らかになった。

『劇場』のゲラに手を入れる又吉直樹

2015年7月、自身初の長編小説『火花』で第153回芥川賞を受賞した又吉。単行本化された『火花』は、累計283万部の大ベストセラーとなり、昨年は動画配信サービス「Netflix」にてドラマ化され現在も配信中、2月26日よりNHK総合(毎週日曜23:00~/連続10回)にて放送開始されるなど、今もなお各メディアを巻き込んでの社会現象となっている。

そんな中、又吉の待望の小説第2作が、3月7日発売の文芸誌『新潮』4月号にて掲載、発表されることが決定した。タイトルは『劇場』。原稿用紙300枚の長編で、著者にとって初挑戦の恋愛小説となる。

また本作の発表にさきがけて、執筆中の又吉に密着取材したNHKスペシャル『又吉直樹 第二作への苦闘』(仮)が、2月26日(21:00~)にNHK総合で放送される予定だ。