昨年12月24日に北海道で交通事故に遭い、肋骨骨折や肺挫傷など重傷を負ったEXILEのMAKIDAIが31日、火曜メインパーソナリティーを務める日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』(毎週月~金曜5:50~8:00)で仕事復帰を果たし、事故当時の状況について赤裸々に告白した。

MAKIDAI

冒頭で「ただいまです」と笑顔を見せたMAKIDAIは、番組後半であらためて「昨年末は交通事故によりご心配ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。今は先生やみなさまの温かいサポートのおかげでこうして現場に復帰することができました」と感謝。「今はまだ完治はしていない。普通に歩いたりジョギングしたりはできるんですが、骨がくっついていないので激しい運動などはまだできない状態」と体調を説明し、痛みも「完全にないというわけではない」と明かした。

そして、「事故の直前と直後はショックで記憶がなくなって、あとで一緒に乗っていたDJ DARUMAから聞いた話で、コンビニで食事を買って『おいしそうだね』という会話をしたなと思い出したんですけど、それ以降は記憶が飛んでしまっている」と打ち明け、「そこからしばらくして、自分が倒れているところをマネージャーに起こしていただいたときの胸の痛みで記憶、意識がはっきり戻った。熱いものが頭から…血が流れているなというのと、とにかく胸が苦しくてつらいなっていうのが印象」と当時を振り返った。

病院到着後については、「肺に血がたまっていたので抜いていただいて、なるべく早く体を動かした方がいいということでできる範囲のリハビリを始めました。当日は体がどれくらい動くかチェックしていただいて、翌日からは補助についていただいた状態でベッドになんとか1回座れたというくらいでした」と説明。「まずは自分の力で立てるようになり、歩くときに補助器を使って隣の部屋に行けるようになって、それが廊下をぐるって回れるようになって、それが2周になって…という日々少しずつのリハビリで回復していった」と明かした。

また、事故を受けて三代目 J Soul Brothersの公演が中心になったことに触れ、「そのライブを楽しみにしていた方々やメンバーやスタッフの心をお察しすると苦しい気持ちでした」と心境を告白。リハビリ中にメンバーたちの活躍を見て「あらためて音楽やエンターテインメントからすごいパワーをもらっているんだなというのを身をもって感じました」とも話し、「自分がそういう世界でお仕事をさせていただける喜びを今一度かみしめて、これから少しずつでも恩返ししていけるように頑張りたいなという強い思いが生まれました」と力強く語った。