顔ダニの予防法

顔ダニは寝ている間に活発化すると言われています。ですから、お顔を洗わずに寝てしまう方や、お化粧後のメイクオフは拭き取りのみで洗い流さないという方は、顔ダニの増殖に要注意です。化粧が毛穴に詰まると、ニキビや吹き出物、化粧品の反応によるくすみの原因にもなります。メイクをきっちり落としてから寝るように徹底しましょう。

かといって、顔ダニをなくしたい気持ちから、洗顔時にお顔を擦って一生懸命洗うのは絶対に禁物です。擦りすぎると角質層の剥離(はくり)が生じ、皮膚の油分のバランスを乱してしまい、乾燥肌から肌荒れにつながってしまいます。

このほか、メイク道具を清潔にしておくことも大切です。ファンデーションのパフやブラシを一度、チェックしてみてはいかがでしょうか? 皮脂が大好きな顔ダニですから、お化粧がたっぷりと付いた、清潔とは言えないパフやブラシで擦ると、大好きな好物をさらに与えて増殖のきっかけになるかもしれません。

繰り返しになりますが、顔ダニは誰のお顔にもいます。うまく共存することで、逆に皮脂のバランスをとって健全なお肌にしてくれます。バランスを乱さないためにも、正しい洗顔とメイク道具の確認を怠らないようにしましょう。

治らない肌荒れは皮膚科へ

しつこいニキビや肌荒れでお悩みの場合は皮膚科へ

冬は、空気が乾燥していることや暖房の使用などで、お肌の水分が失われがちな季節です。洗顔では、"擦らずやさしく"を心がけましょう。洗顔後は、保湿効果のある化粧水などをお肌に与え、美容液やクリームなど油性のものでラッピングし、水分が失われるのを防ぐことがポイントになります。また、お肌が冷えると血流が悪くなるので、お肌も乾燥しやすくなり、肌荒れも治りにくくなります。毎日お風呂で温まることも、お肌にとって大事ですよ。

そして、規則正しい生活や食生活も大切です。睡眠時間や食べる物によって、ホルモンバランスや、皮脂やお肌のバランスが崩れることがあります。なかなか治らないニキビや肌荒れは、ぜひ皮膚科で相談なさってください。

※写真と本文は関係ありません


取材協力: やながわ厚子(ヤナガワ・アツコ)

美容皮膚科・美容外科・形成外科。En女医会所属。
美容皮膚科クリニック ヤナガワクリニックの院長を務める
美容のエキスパート。
美容医療や化粧品やに詳しく新しい美肌治療や化粧品や
食事やサプリメントもふくめてカラダの中からも美肌を目指す。二児の母でもある。

En女医会とは
150人以上の女性医師(医科・歯科)が参加している会。さまざまな形でボランティア活動を行うことによって、女性の意識の向上と社会貢献の実現を目指している。会員が持つ医療知識や経験を活かして商品開発を行い、利益の一部を社会貢献に使用。また、健康や美容についてより良い情報を発信し、医療分野での啓発活動を積極的に行う。
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