リンベルは12月21日、「お年賀に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は11月9日~11日、昨年にお年賀をもらった20代~60代以上の男女400名を対象に、インターネットで行われた。

贈る品・もらいたい品にギャップ

「お年賀として受け取った品」

実際にお年賀としてどんな品をもらっているのか質問したところ、自宅で受け取る場合では、「食品」(25.0%)、「和菓子」(23.1%)、「洋菓子」(22.3%)と、食べ物が上位を占める結果に。一方、職場で受け取る場合には、「タオルなどの日用品」(44.4%)が圧倒的に多く、次いで「洋菓子」(20.6%)、「和菓子」「食品」(どちらも17.5%)となった。

「お年賀人気ランキング(自宅)」

では、贈って喜ばれる品とはどんな物なのだろうか。「お年賀としてもらったらうれしい品」を聞いたところ、自宅で受け取った人の場合は、1位の「好きな食べ物」(39.1%)、2位の「カタログギフト」(37.5%)のポイントが高かった。以降、3位「好きなお酒」(17.1%)、4位「暮らしに役立つ実用的なもの」(15.8%)、5位「老舗や名店の品」(14.4%)と続いた。

「お年賀人気ランキング(職場)」

一方、職場で受け取った人の場合では、「カタログギフト」(41.3%)が1位に。以降、2位「好きな食べ物」(27.0%)、3位「暮らしに役立つ実用的なもの」(22.2%)、4位「プレミアム感のあるもの」(20.6%)、5位「好きなお酒」(19.0%)となった。

この結果を見ると、前質の「実際にもらったお年賀」ではランク外であった「カタログギフト」が、双方ともに上位にランクイン。「自分が好きなものをもらいたい」という、もらう人の本音がうかがえる結果となった。

交流頻度で「お年賀の相場」に差

「お年賀の相場(自宅)」

次に、「お年賀の相場」について調べた結果、「家族・親せき」や「友人・知人」、「近所の方」からの場合は、いずれも「1,000円程度」(「家族・親戚」31.9%、「友人・知人」50.0%、「近所の方」50.0%)が最多。自宅で「お仕事関係の方」から受け取る場合には、「3,000円程度」(33.3%)、「5,000円程度」(27.8%)が主流であることがわかった。

「お年賀の相場(職場)」

職場で「取引先(お客さま)」からもらう場合については、「1,000円程度」(48.1%)、「3,000円程度」(32.7%)が多かった。「取引先(発注先)」からの場合では、「1,000円程度」「3,000円程度」「5,000円程度」が同率(28.6%)という結果に。また、上司や社長、先輩など「社内の方」から受け取る場合は、「3,000円程度」(45.5%)がトップとなった。