全日空商事と主婦の友社は12月14日、小さな赤ちゃんを持つママ・パパの不安を解消し、子育てをより楽しめる環境をつくるために、ベビー向けサービスの協業を開始したことを発表。第1弾として、2歳以下の赤ちゃん連れ限定のツアー「赤ちゃんごきげん沖縄の旅」を実施する。

赤ちゃん旅をもっと気軽にもっと楽しく(写真はイメージ)

ANAグループと主婦の友社が持つノウハウを融合することで、赤ちゃん連れの要望に応えるツアーを実現。羽田=那覇間の往復便の機内後方に同ツアー参加者のための専用ゾーンを設け、エリア内におむつ交換台付きトイレや授乳スペースを確保する。また、ママさんCAを配置するなど、機内でも安心して赤ちゃんと過ごせるように環境を整える。

旅行中は、主婦の友社が発行する育児雑誌「Baby-mo」で活躍するトップカメラマンによる撮影会(事前予約制)や、発刊している絵本等のプレゼントも実施。さらに、Baby-moがオススメする赤ちゃんとの旅行を楽しむためのアイテムとして、おむつ・粉ミルク・おくるみ・離乳食等の用意を予定している。なお、ツアーの詳細については、12月15日発売号のBaby-mo誌面およびANA SKY WEB内(12月21日14:00より表示)にて紹介している。

宿泊ホテルは広くてゆったりと過ごせる、「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」(沖縄県名護市)を用意。アゼリアスィートまたはジェットバス付きのオーキッドルームを選択できる。機内やホテルでは紙おむつ、粉ミルク、離乳食を用意し、荷物が多くなりがちな旅行の負担が軽減させる。

「赤ちゃんごきげん沖縄の旅」は2017年2月26日~28日の2泊3日(羽田発着)。販売は12月21日14:00に開始し、定員は最大41組(このツアーに参加できる赤ちゃん(0~2歳)は41人限定)となる。旅行代金は3日間レンタカープランで、ひとり大人(12歳以上)5万6,200円~9万3,000円、0~2歳(航空座席なし、ベッドなし、食事なし)は無料、0~2歳(航空座席あり、ベッドなし、食事なし)は3万3,800円、3~5歳(航空座席あり、ベッドなし、食事なし)は3万3,800円、小人(3歳~11歳)は5万2,000円。なお、レンタカーを利用しない場合、那覇空港=ホテル間送迎付きプランも用意している。

参加は0~2歳の乳幼児同行が条件で、2014年3月1日以降に生まれた子ども(旅行中に3歳にならないこと)、また、乳幼児ひとりにつき、大人ひとりの同行が必須となる(大人ひとりで乳幼児ふたり以上の参加は不可)。

第1弾のツアーに参加者からの意見や気付きを第2弾以降の展開に生かすことで、全日空商事と主婦の友社に共通するベビー・ママ・パパへの思いをひとつのブランドとして立ち上げることを計画している。Baby-moの読者組織「ママ editors100人」やANAグループのママ・パパ社員の意見を活用することにより、ベビー用品や旅行用品をプロデュースし販売することも予定。今回の協業により、ファミリーが安心して旅行できる商品やサービスを提供し、子育てをより楽しめる環境づくりを目指す。

※価格は税込