洗濯物を干して、上の子の保育園の準備をしながら、下の子のオムツ替えもして……ってどう考えても私1人じゃ手が足りない!! そんな時、頼りにしたいのは夫の協力ではないだろうか。
そこで今回は、マイナビニュース会員のうち子どもが2人以上いる女性300名に、第1子の時と比べて第2子以降は夫の育児参加が増えたかどうか聞いてみた。
Q.第1子に比べ、第2子ができて以降の方が、夫の育児参加は増えたと感じますか?
はい 51.3%
いいえ 48.7%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どのような育児に参加してくれるようになりましたか。具体的に教えてください
■上の子のお世話
・「上の子の面倒を率先してみてくれるようになった。トイレや、食事、着替えなど」(31歳/その他/その他・専業主婦等)
・「上の子に寂しい思いをさせないよう、全力を尽くしてくれています」(46歳/その他/その他・専業主婦等)
・「手が回らないので、保育園の送り迎えはやってくれるようになった」(29歳/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
■下の子のお世話
・「下の子の抱っこ」(45歳/その他/その他・専業主婦等)
・「赤ちゃんのお風呂やおむつ替えは率先してやってくれた」(37歳/生命保険・損害保険/営業関連)
・「第2子はお風呂に入れてくれるようになった」(52歳/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「夜にミルクをあげてくれるようになった」(54歳/フードビジネス/その他・専業主婦等)
・「寝かしつけをしてくれるようになった」(49歳/その他/その他・専業主婦等)
・「上の子の時は、夜泣きしても気づきもせず寝ていた。下の子の時は、起きるようになった。オムツ替えもするようになった」(43歳/生命保険・損害保険/営業関連)
・「授乳以外は、ほとんどしてくれました」(37歳/その他/その他・専業主婦等)
■遊んでくれる
・「見るに見かねて上の子と遊んでくれます」(24歳/総合商社/営業関連)
・「上の子どもと遊んだり、散歩に行ってくれたりする機会が増えた」(43歳/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職)
・「子どもたちを外に遊びに連れて行く」(45歳/その他/その他・専業主婦等)
・「2人とも男の子で、お父さんが男どうしということもあり、3人で、公園で、野球とかをしてくれました。その間に私は食事の支度などができました」(54歳/その他/その他・専業主婦等)
■女の子だとなおさら!
・「1人目のめんどうもよくみたが、2人目は娘だったので、なおのこと積極的になった。入浴が一番で、日中もよく遊んでくれていた」(79歳/その他/その他・専業主婦等)
・「下の子が女の子で、デレデレと子どもによく構うようになった。下の子で手が離せないときは、上の子の面倒を見てくれるようになった」(35歳/コンビニエンスストア/販売・サービス関連)
・「女の子はすごくかわいいのか、上の男の子よりすごくかわいがっていた」(35歳/電力・ガス・エネルギー/公共サービス関連)
■家事
・「家事を手伝ってくれるようになった」(26歳/その他/その他・専業主婦等)
・「洗濯や子守」(43歳/その他/その他・専業主婦等)
・「後片付けくらいはしてくれるようになっていた」(45歳/その他/事務・企画・経営関連)
・「お皿を洗ってくれたりするようになった」(39歳/その他/その他・専業主婦等)
■妻のケア
・「こちらがてんやわんやなのを察してくれるようになりました」(39歳/その他/その他・専業主婦等)
・「夫が『子どもをみているので美容室に行ってきていいよ』と息抜きの時間を与えてくれる」(28歳/その他/その他・専業主婦等)
・「身の回りのことをはじめ、上の子を連れだしてくれたり、息の抜ける時間を作ってくれたりした」(45歳/その他/その他・専業主婦等)
■すてきな変化
・「つわりの時から、上の子の面倒をよくみてくれるようになった」(31歳/その他/その他・専業主婦等)
・「1人目は自分だけで育てているような気がしていたけど、今はよく相手をしてくれていると思うから」(42歳/その他/その他・専業主婦等)
・「仕事が休みの日、家にいることが多くなった」(43歳/その他/その他・専業主婦等)
・「家族で出掛けることが増えた」(39歳/その他/その他・専業主婦等)
・「子どもと一緒にいる時間をつくるようになった」(46歳/建設・土木/事務・企画・経営関連)
■総評
第1子の時よりも、第2子以降の時のほうが夫の育児参加が「増えた」と感じている人は51.3%という結果となった。
どうしても赤ちゃんにつきっきりになりがちな妻のサポートで、上の子を「遊びに連れ出す」「幼稚園や保育園の送り迎えをする」など、長男・長女のケアをしてくれる夫が多いようだ。また、オムツ替えやお風呂、ミルク、寝かしつけなど、「下の子のお世話」を積極的にしてくれた、という意見も見られた。赤ちゃんと幼児の「したいこと」は全く異なるので、それぞれの要求に個別に対処できるのは、本当に母親としては助かることだろう。
家事を積極的に手伝ってくれた、という声もあった。お皿洗いや片付けなどをしてくれるだけで、妻の精神的負担も全く違うだろう。また子どもたちを1人で引き受けて、妻のために「1人の時間を作ってくれた」という優しいご主人についての報告も。まさにイクメンのかがみだ。
子がまだ小さいうちに、大人1人で子ども2人をみるのは、至難の業。妻のキャパシティーを超えた仕事量に夫も気づき、育児や家事に協力的になってくれるケースも多いようだ。回答では「家に帰ってきてくれるようになった」「休日は家族で出掛けるようになった」など、うれしい変化も多数報告された。子どもが増え、徐々に"家族"ができあがっていく様子が見て取れるようで、ほほえましい。
調査時期: 2016年10月26日~2016年11月4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 2人以上の子どもを持つ女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真はイメージで本文とは関係ありません