秋です! コンビニのレジ脇を固める中華まんが気になる人も増えてくる頃でしょう。最近ではネットを中心に、中華まんにひと手間加えるアレンジが話題になっており、楽しみ方のバリエーションが広がりつつあります。そこで今回は、コンビニ3社の中華まんを使って、秋冬にこそ食べたい、食感の変化が楽しいアレンジレシピを試してみました!

中華まんの食感を楽しくするアレンジレシピに挑戦

焼くだけでパリパリの食感に!香ばしい「焼き肉まん」

最初はセブン-イレブンの「もちもちジューシー肉まん」(税込120円)を使ってパリパリに焼いてしまう、「焼き肉まん」を作ります! ふわふわの肉まんを点心の焼きまんじゅうのように、両面がこんがり焼けた肉まんに変身させちゃいます。

油をひいたフライパンの中に肉まんを入れる

油をひいて熱したフライパンに肉まんを入れます。ジュウジュウといい音がしたと思ったら、次第に香ばしい香りがしてきました。焼き具合を見ながら肉まんをひっくり返すと、こんがりといい焼き色がついています。その見た目は、イタリアのパニーニにもちょっと似ています。

こんがりと焼き色がつき、香ばしい香りが

ひっくり返した後も、焦げてしまわないように弱火でじっくりと焼きます。ときどき菜箸やフライ返しなどでつぶすように押し付け、平たい形に整えます。しっかり焼きあがったら、あとはお皿に盛って、お好みでごまや小ねぎなどの薬味を乗せれば完成です!

ごまや小ねぎでアクセントを付けると◎

早速、一口パクリ。わっ、皮がパリパリで香ばしい~! 表面の焼き目のパリッという心地よい食感のあと、焼きながら少しつぶした内側の皮がもちもちとはね返ってきます。そして中のお肉がジューシー!「パリッ」「もちっ」「ジュワッ」と、3種類の食感がいっぺんに楽しめます。焼いた香ばしさが加わるだけで、普段の肉まんの印象がガラッと変わるのが面白いです。中華街で売られている、焼きまんじゅうのように楽しむことができました。

焼きたての熱々の状態で、サクッと楽しみたい小気味よいアレンジです。

3種類の食感が楽しい焼き肉まん

とろとろ食感にほっこり「中華スープ肉まん」

肉まんがパリパリになるアレンジの次は、打って変わって、とろとろの食感が楽しめる「中華スープ肉まん」に挑戦。今回は、ローソンの「肉まん」(税込120円)をクノールの「中華スープ」(参考価格298円)にたっぷり浸しちゃいます。

まずはお湯を注いでスープを作ります

まずは中華スープの素にお湯を注いでスープを作ります。フリーズドライの具材が入っているので、たまらないようによくかき混ぜておきます。できあがったスープに早速、肉まんをドボンと入れます。

大胆に肉まんをスープに投入

最初はスープの中で浮いていた肉まんが、だんだんスープを吸って沈んでいきます。こちらもごまや小ねぎなどをお好みでかければ完成! 見た目は水餃子に近いような感じがします。

特大の水餃子といった見た目に

スプーンで肉まんをくずして一口。う~ん、とろとろの食感と温かさがたまらない! 肉まんのふわふわとした生地が、スープを吸い込むことでとろけるような食感に変わり、スープの溶き卵とよく絡んで、舌触りがとても優しいです。これから寒くなる季節、相性抜群の組み合わせだといえます。

肉やタケノコ、キノコといった具材がごろごろしているので食べ応えがありつつ、スープのおかげでするっと食べられるので、食欲が落ち気味なときにもおすすめのアレンジです。

温かくて食べやすい、ほっこりアレンジ

熱々&ひんやりが心地よい「揚げあんまん×アイス」

肉まんアレンジが続いたので、最後はあんまんを使った、デザートにぴったりのアレンジはいかがでしょうか。ファミリーマートの「北海道産小豆のこしあんまん」(税込120円)を大胆に揚げて「揚げあんまん」を作ります。サクサクの食感にするため、今回はパン粉の衣をつけてフライにしました。

あんまんにしっかり衣をつけていく

あんまんを小麦粉、溶き卵、パン粉の順番で衣をつけていきます。満遍なく衣をつけたら、熱した油の中へ。ジュワッといういい音を立てて、衣に色がつき始めます。見た目はさながらカレーパンのよう。

揚がる音が食欲をそそる

ひっくり返すなどして、満遍なく火を通していきます。全体がきつね色になったら完成! 油から上げて包丁を入れると、あんこの甘い香りがふわっと香りました。断面を見てみると肉まんの生地のふかふか感はキープされていて、食欲をそそります。

あつあつのあんこはやけど注意

さらに今回は揚あんまんに、明治「明治エッセルスーパーカップ 超バニラ」(希望小売価格税別130円)をトッピングに添えました。まずはアイスを乗せずに一口。おお、サクサクの衣ともっちりした生地の相性が抜群! 油で揚げた香ばしさにあんこの濃厚な甘さもよく合います。バニラアイスと一緒に口に運ぶと、あつあつのあんこにひんやりしたアイスが溶けて、温かさと冷たさが同時に楽しめます。あんこのもったりとした甘さとバニラアイスのさっぱりした甘さも調和がとれています。

揚げるというのは手間に感じるかもしれませんが、あんまんをより熱々に食べられる上に、アイスを添えれば甘さも2倍で楽しめるので、甘いものに目がない人にこそぜひ試していただきたいアレンジです。

あつあつとひんやりが同時に楽しめる


今回は、中華まんの食感の楽しさが倍増するアレンジレシピをご紹介しました。今回は肉まんやあんまんを使いましたが、ピザまんやカレーまんなど、ほかの中華まんを使ってみても楽しめそうです。中華まんが重宝するこれからの季節、ぜひみなさんもお気に入りの味の中華まんを使ってオリジナルアレンジに挑戦してみてはいかがでしょうか。