横浜銀行は2017年3月、GMOペイメントゲートウェイと連携し、スマートフォンを活用した「<はまぎん>スマホ決済サービス『はまPay』」の取り扱いを開始する。個人の利用者が加盟店と個別に口座振替契約を行う必要がない点で、国内銀行初の取り組みとなる。

「<はまぎん>スマホ決済サービス『はまPay』」利用イメージ


このサービスは、横浜銀行と契約した店舗(加盟店)で支払う際、個人の利用者が専用のスマートフォンアプリを操作し、事前に登録した当行口座から代金を即時に引き落とすもの。

利用者はクレジットカードに申し込んだり事前に電子マネーをチャージしたりすることなく、スマートフォンアプリの操作で支払いが完了する。

また加盟店では、本サービス専用の端末も不要。タブレット端末にダウンロードした加盟店用アプリに金額を入力することで、利用者へ請求が可能となる。また、横浜銀行が1日分の売り上げをまとめて翌日に入金するため、加盟店は早期に資金を回収できる。さらに、割引クーポンの配信や購買履歴を利用したプロモーションなど、スマートフォンアプリを通じたマーケティング活動も可能とのこと。