TBS系バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(毎週金曜20:57~)の人気企画「金スマ社交ダンス」において、お笑い芸人のキンタロー。のペアが2017年秋に行われる世界選手権出場をかけた戦いに優勝し、日本代表として世界に挑むことがこのほど、明らかになった。10月7日に放送される『中居正広のキンスマスペシャル』(20:57~23:09)で、日本代表の座をかけた戦いに挑む様子や、ダンスにかける思いなどを紹介する。
「金スマ社交ダンス」は、2013年2月にキンタロー。が番組にゲスト出演したときに、山本匠晃TBSアナウンサーにダンスを教えたことがきっかけで同年7月にスタート。学生時代、全日本4位(ラテン部門)になったこともあるキンタロー。と、初心者ながら抜群のセンスで上達していく山本アナのペアは、アマチュアの競技会(ラテン部門)に出場し、数字級と呼ばれる2級戦でデビューウインを飾る。そして、最高峰のクラスA級にわずか1年半で昇格し、2014年全日本ランキング36位となり一気に「金スマ社交ダンス」の名を高めた。
しかしその後、山本アナが自分のレベルの低さを痛感し、さらなるレベルアップを図りたいという理由から、社交ダンスの別のカテゴリーへの挑戦を決意。元乃木坂46の市來玲奈(ジュニア時代競技ダンスの全日本強化選手)とペアを結成した。一方のキンタロー。は自らオーディションを行い、学生時代に競技ダンスをやっていたお笑い芸人の岸英明(通称:ロペス)という最強のパートナーを得て、頂点を目指していた熱さを思い出す。
キンタロー。とロペスは、今年の夏、世界選手権への出場権をかけた戦いに向け、夏前から猛練習をスタート。世界選手権における日本代表の枠は2つで、すでに5月に行われた選考会で1組は決定しており、残すは1つ。日本代表になる条件は優勝のみという厳しい戦いに挑み、見事世界選手権への切符をつかんだ。
優勝したキンタロー。は、「とても厳しい試合でした。たくさんの方の声援をもらい優勝できて、自分が見たかった景色をもう一度見ることができたことに感動してます。父と母にもこの姿見せたかったです」と感激。世界選手権に向けて、「日本代表として他の選手たちの思いも全部背負って、恥ずかしくない試合をしたいと思います。目標は来年の世界選手権で決勝の舞台に立つことです」と意気込んでいる。
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