異性にお金で幻滅したことは?

金の切れ目が縁の切れ目……。男女間にお金の問題が絡んでくると、非常にドロドロした話になる。今回はマイナビニュース会員のうち男女301名に、異性間でお金にまつわる幻滅した出来事はあるか聞いてみた。

Q.(異性間で)お金にまつわることで幻滅したことはありますか?

はい 37.5%
いいえ 62.5%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)幻滅した理由を教えてください

■「おごる」男性の本音
・「男性がおごるのが当然みたいな感じだったから」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「全く支払うそぶりがなかった」(36歳男性/銀行/営業関連)
・「財布を持ってこない」(49歳男性/広告・出版・印刷/営業関連)
・「おごってくれたのに、怒り出した」(29歳女性/公益・特殊・独立行政法人/事務・企画・経営関連)

■「割り勘」を強いられた女性たち
・「1円単位まで割り勘だった」(28歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「誘われた食事代金を割り勘で請求された」(54歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「ファストフードでの、少ない会計でも１円単位で割り勘」(45歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「高い店を選んでおいて、割り勘にしようとするところ」(32歳女性/精密機器/事務・企画・経営関連)

■女性に請求
・「デート代を払わされた」(48歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「ホテル代、飲食代が女性持ち。プライドのかけらも感じられなかった」(33歳女性/化粧品・医薬品/専門サービス関連)
・「近場のデートでガソリン代を要求されたこと」(21歳女性/旅行・観光/事務・企画・経営関連)
・「毎回財布忘れる最低な彼氏には幻滅しました」(28歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■細かい
・「がめついので」(30歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/技能工・運輸・設備関連)
・「誕生日プレゼントをケチっていたとき」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「どちらが何を払ったか、というのをいちいち細かく覚えていて、以後むしかえされる」(51歳男性/広告・出版・印刷/事務・企画・経営関連)
・「おごりのお金を細かく記録してあったことです」(33歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)
・「ほんの少し端数を多く出したくらいでほぼ割り勘なのに、『今度はおごって』というふうに、自分が多く出したことを威張ってきて幻滅しました」(40歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■浪費癖
・「金遣いが荒かった」(37歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「お金にだらしない一面を見たので」(56歳男性/商品取引/営業関連)
・「ギャンブルにお金を使いすぎてデートのお金もないと言われた」(31歳女性/教育/公共サービス関連)
・「ゲームの課金が多く、いつもお金がない」(54歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「昔付き合っていた女性が、隠れて借金をしていたことがある」(41歳女性/教育/公共サービス関連)
・「高い買い物をした彼氏が急にケチになって、デートに全然連れて行ってくれなくなった」(28歳女性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「値段を見ずにどんどん高いものを注文するから」(45歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■貸し借りのトラブル
・「金を貸して返してもらえない」(42歳男性/広告・出版・印刷/技能工・運輸・設備関連)
・「彼女に100万円を貸したが、返してもらう前に別れた」(44歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「前の彼女から、お金を貸してくれと言われた。念のため借用書をとったが、それとなく返金を求めたときに慰謝料と言われ、20万円ほど回収できなかった」(69歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「お金の貸し借りで友情にヒビが入った」(65歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)

■縁の切れ目
・「口論の末、警察沙汰にされ罰金を払わされた」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「別れた後に、今までおごってきたお金を返すよう請求してきたから」(34歳女性/繊維・アパレル/事務・企画・経営関連)
・「別れるときに金を請求された」(47歳男性/その他メーカー/技能工・運輸・設備関連)
・「お金目的で付き合わされていた」(46歳男性/教育/事務・企画・経営関連)

■価値観の違い
・「ブランド志向との価値観の違い」(55歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「付き合っていた彼女の金銭感覚が、自分と余りにもかけ離れていた」(47歳男性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)
・「収入は私の方が少ないのに、浪費癖のある彼氏の貯金が私の4分の1。頼りなく思えた」(26歳女性/インターネット関連/事務・企画・経営関連)
・「異性との間では、価値観が違うことも多く、どうして? と幻滅する事案は多い」(47歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/技能工・運輸・設備関連)

■総評
異性間において、お金にまつわることで幻滅したことが「ある」と答えた人は37.5%だった。恋人同士の内容が多かったが、男女間の感覚の差がはっきり浮き彫りになった。

食事代を「おごる」ことに関しては、男性から「おごられて当たり前と思っている女性」に対して指摘する声が多かった。「払わないにしても払うそぶりだけでも見せてほしい」といった意見を見るに、高飛車な態度では、おごってあげようという気分もなえるという男性心理があるようだ。

女性からは逆に「誘われたのに割り勘」という回答が目立った。また、デート代やホテル代、ガソリン代を請求された、といった声も。

恋人同士でのお金の貸し借りは「返ってこなかった」「返してもらう前に別れた」など、縁が切れてしまうと回収が難しくなる。中には「別れた後、今までおごってきたお金を請求してきた」という声もみられた。

男女間の金銭感覚や価値観は異なり、それぞれ「幻滅することが多い」「あまりの違いにビックリした」という声も多かった。

調査時期: 2016年8月2日～4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性193名 女性108名 合計301名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真は本文と関係ありません