帝国データバンクは9月1日、「クラフトビールメーカーの実態動向調査」の結果を発表した。同調査は8月時点で、146万社を収録する企業概要データベース「COSMOS2」から、クラフトビールメーカー166社(このうち、「主業」が64社、「副業」が102社)を抽出し、調査・分析している。

主業とする売り上げ分布をみると、最多は「1億円未満」(60.9%)だった。次いで「1億~10億円未満」(35.9%)、「10億~50億円未満」(3.1%)となった。

主業64社の売り上げ分布

「副業メーカー」の本業をみてみると、1位は「飲食店」(25.5%)。続く2位は「清酒製造」(16.7%)、3位は「酒類卸」「食料品・その他小売り」(いずれも8.8%)。以降、「蒸留酒・混成酒製造」(6.9%)、「旅館・ホテル・結婚式場」(5.9%)と続いた。

副業メーカーの本業

都道府県別にクラフトビールメーカー社数をみると、1位は「北海道」(16社)だった。次いで2位は「東京都」「新潟県」(いずれも11社)、「神奈川県」「静岡県」(いずれも8社)となった。

クラフトビールメーカー(都道府県別)