お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、18日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)で、年内での解散を発表したSMAPについて、"伝説のスーパーアイドルグループになったんだ"と、現実を割り切って考えることを提案した。
この日の放送は冒頭、リオ五輪の話題から入ったものの、「これは触れずにいられない」と切り出した岡村。この解散を「SMAPが戦えなかった」と表現し、昨年のフジテレビ系『FNS27時間テレビ』でのダンス共演や、かつて同局系『『めちゃ×2イケてるッ!』でコンサートに乱入したことを振り返り、「それがもうでけへんのかなと思うとすごい残念」と惜しんだ。
また、自動車レースで後方の車が前方の車に気流で引っ張られる"スリップストリーム"に例えながら、お笑いとアイドルでジャンルは違うものの、「SMAPがいといてくれたら、ついて行けるような感じがしてて…」と、同じ時代を走ってきた同志としての意識を、あらためて確認。「『めちゃイケ』でもすごいお世話になったし、華を添えてもらった」と感謝した。
しかし、「これは本人たちが決めたことやから、致し方ない」と、今回の決断を理解。その上で、「もうこういう風に考えませんか? "伝説のスーパーアイドルグループになったんだ"と。メンバーそれぞれが、次のステージに上がるための解散だと思うしかないんじゃないか」と、この現実を割り切って捉えることを提案した。
岡村は、特に中居正広と、『めちゃイケ』で日本一周の旅企画を行ったり、同局系『FNS27時間テレビ』でともに総合司会を担当したりと、共演歴が多い。プライベートでも今年5月、熊本地震の被災地を一緒に訪れた仲で、今回の解散も、発表前に中居から知らされていたことを明かした。