俳優の沢村一樹が、10月スタートの日本テレビ系新ドラマ『レンタル救世主』(毎週日曜22:30~23:25)で、同局連続ドラマ初主演を務めることが15日、分かった。
このドラマは、電話1本で、どんな無理難題もこなす救世主が現れるという新機軸のレンタル会社が舞台。救世主となってやってくるのは、莫大な借金を抱えていることから「命をかけて救世主をさせられる」という、お人好しのダメ男・明辺悠五(沢村)で、お金と家族のために命をかけ、仲間とともに危機を解決していくという痛快ストーリーだ。脚本は、『ST 警視庁科学特捜班』などの渡辺雄介氏が担当する。
沢村は、今回の主演について、「気候も涼しく撮影がしやすいので、秋で良かったなと思いました」と飄々と語りながら、「視聴者の皆さんが予想されるような救い方ではなく、裏側から手を差し伸べられるような救世主になりたい」と意欲。さらに、「善人すぎるダメ人間。しかしどこか泥臭く人情味に溢れているという役」と、目指すキャラクター像を明かしている。
今作には、日テレドラマ初出演となるジャニーズWEST・藤井流星が、目立ちたがりな超気分屋・葵役。志田未来が、鬱屈とした日々が「レンタル救世主」たちと出会うことで劇的になるヒロインの零子役で出演。
藤井は、今回の役について「突き抜けて演じたい」といい、髪の毛も金髪に。また、「ルチャリブレ」というメキシコのプロレスアクションにも挑戦しており、「すごく本格的な技もあるので楽しみですし、しっかり皆さんに届けられるように頑張ります!」と語っている。
一方の志田は、以前沢村と共演した際、毎日撮影現場に行くのが楽しみだったそうで、「今回もとても楽しみです」と期待。藤井とは初対面だったそうだが、「とても楽しい方だなと、なんだか沢村さんと似た雰囲気を感じます…(笑)」と印象を話す。
福井雄太プロデューサーは「"今世紀で一番愛くるしいキャラクターたち"の大活劇」を目指すと語り、「一度会ったら病みつきになる、キャラクターたちの共演。リッチで楽しいこの雰囲気に、今年の秋は身を委ねていただければ幸いです」と呼びかけた。
なお、このドラマの開始を記念して、キャスト陣が「レンタル救世主」として本当に駆けつける「皆様のご依頼本当に受けちゃいますキャンペーン!!!」を展開。番組サイトで応募を受付けている。