Q.義父母とうまく付き合っていくために、最も必要なことは何だと思いますか?

自分に家族ができたとき、多くの女性を悩ませるのが義父母との付き合い方かもしれない。子どもたちをかわいがってくれるのはうれしい反面、お盆の帰省で会うのがツライ……と悩んでしまうママたちも多いのではないだろうか。

そこで今回は、マイナビニュース会員のうち子どもを持つ女性300名に「義父母との付き合い方」について質問してみた。


Q.義父母とうまく付き合っていくために、最も必要なことは何だと思いますか?

1位「礼儀やマナーを守る」(26.5%)
2位「細やかな気遣いを心がける」(25.0%)
3位「従順に意向に従う」(11.0%)
4位「はっきりと意見を伝える」(10.5%)
5位「頼る」(10.0%)

■礼儀やマナーを守る
・「血がつながった親ではないから」(37歳/その他/その他・専業主婦等)
・「郷に入れば郷に従え。義父母の家にいる時は、義父母のルールを守れば、問題はそこまで出てこないはず」(33歳/サービス(その他)/販売・サービス関連)
・「結局は他人だし、やはり非常識なのが最も関係を悪くすると思うので」(40歳/その他/その他・専業主婦等)
・「マナーをしっかり守れば、いい関係を築けると思うから」(28歳/ソフトウエア・情報処理/IT関連技術職)

■細やかな気遣いを心がける
・「もう高齢なので、優しくしてあげるのが一番かなと」(43歳/その他/その他・専業主婦等)
・「義父母の気持ちを考えることが必要」(41歳/教育/公共サービス関連)
・「何をしても嫁なので、好かれようとは思わず気を遣うのみ」(36歳/その他/その他・専業主婦等)
・「相手が何をしてほしいかを感じ取り、さらに自分はどうしたいかを考え、人間関係の衝突が起こらないように問題を処理するには、細やかな心遣いが必要だから」(67歳/その他/その他・専業主婦等)

■従順に意向に従う
・「おとなしくしている方が何もない」(42歳/その他/その他・専業主婦等)
・「自分の意見を言い過ぎない」(32歳/銀行/営業関連)
・「従えないようなことでも、返事だけでもしていたら安心するから」(32歳/その他メーカー/事務・企画・経営関連)
・「うん、うんと聞いている風にうなずいていれば、機嫌がいいので」(39歳/その他/その他・専業主婦等)

■はっきりと意見を伝える
・「無神経なことを言われたら、こちらの考えを伝える」(37歳/その他/その他・専業主婦等)
・「嫌なことは言わないと分からないタイプなので、主人から伝えてもらう」(35歳/その他/その他・専業主婦等)
・「言わなくてもこじれることがあるから、言った方がまし」(38歳/通信関連/販売・サービス関連)
・「一方的に主張されてストレスにならないよう、言うべきことは言う」(74歳/その他/その他・専業主婦等)

■頼る
・「張り合っても仕方ない」(43歳/その他/その他・専業主婦等)
・「いくつになっても、頼られて嫌な気はしないと思うから」(43歳/その他/その他・専業主婦等)
・「自分が手を出さず、頼るのが一番スムーズに進む気がするから」(29歳/その他/その他・専業主婦等)
・「孫がうまれてからは、孫のことで少しお願いすると喜ぶので、適度に頼っている」(32歳/ソフトウエア・情報処理/その他・専業主婦等)

■総評
女性26.5%が、義父母とうまくやっていく上で最も必要なのは「礼儀やマナーを守ること」であると回答した。「親しき仲にも礼儀あり」というように、身内であっても最低限の礼儀やマナーを守ることは大切とのこと。「身内とは言え他人だ」という意見も多かったが、身内であれ他人であれ、礼儀正しく振る舞うことは人間関係の基本といえるだろう。地域により風習やマナーが異なる場合は、「あらかじめ必要な知識を身につけておく必要がある」という意見も寄せられていた。

2番目に多かったのは「細やかな気遣いを心がける」(25.0%)という意見。ここでもやはり「しょせんは他人」という意見が散見されたが、もともとは他人だからこそ気遣いが必要なのかもしれない。また、「自分の親ではないので言葉や態度に出さないと理解してもらえない」という意見もみられたが、気遣っていることを言葉や態度ではっきり示すことも大切なようだ。

他にも「でしゃばらないこと」や、ストレスをためすぎないように「言いたいことははっきり言うこと」、世話好きの義父母には「ある程度頼ること」などが挙がっていた。

義両親とは長い付き合いになるため、なるべく良い関係を保ちたいもの。うまくいかず悩むこともあると思うが、今回挙がった意見を参考に、焦らず時間をかけて信頼関係を築いていこう。

調査時期: 2016年7月15日~2016年7月25日
調査対象: 子どもを持つマイナビニュース会員
調査数: 女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません