NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは8月5日、「訪日アジア観光客の東京の街に対するイメージ」に関する調査の結果を発表した。同調査は6月28日~30日、 訪日アジア観光客629名(中国217名・台湾202名・タイ210名)を対象に、インターネットアンケートを実施している。

直近過去1年以内に観光目的で日本に訪れたアジア観光客に、「訪れた国内都市」を聞いたところ、1位は「東京」(74.4%)だった。次いで2位は「大阪」(53.6%)、3位は「京都」(40.7%)。以降、「北海道」(39.7%)、「名古屋」(18.8%)と続いた。

「国内観光での訪問都市」

「東京都内に観光で訪れた人」を対象に「訪問した街」を質問すると、1位は「新宿」(65.0%)だった。次いで2位は「銀座」(56.0%)、3位は「渋谷」(54.1%)。以降、「秋葉原」(41.7%)、「浅草」(39.7%)、「原宿」(37.0%)となった。

「都内観光での訪問した街」

「街のイメージ」を聞くと、「新宿」に対しては47.0%で「便利な」が最多に。次いで「にぎやか、活気がある」(44.7%)、「食事がおいしい」(44.4%)。「渋谷」は「最新トレンドを感じる」「楽しめる」(どちらも43.5%)が最も多くなった。「便利な」(43.1%)となった。

「銀座」は「高級的な」(45.8%)が1位に。以降「物価が高い」(43.5%)、「便利な」(42.0%)と続いた。「六本木」では「安全・安心感がある」(40.2%)が最多に。次いで「きれい・清潔な」「人が親切である」「食事がおいしい」(いずれも38.4%)となった。

「浅草」に対しては「見どころが多い」(42.5%)が1位。次いで「きれい・清潔な」(41.9%)、「治安が良い」(40.9%)。さらに「秋葉原」の1位は「便利な」(38.5%)。以降「治安が良い」(36.9%)、「楽しめる」(35.9%)という結果となった。