「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」記者会見の様子。(左から)高崎翔太、柏木佑介、植田圭輔、北村諒、小澤廉、赤澤遼太郎。 (c)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会2016

テレビアニメ「おそ松さん」を原作とした舞台「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」の制作記者会見が、本日7月28日に東京都の居酒屋・一休にて実施され、おそ松役の高崎翔太、カラ松役の柏木佑介、チョロ松役の植田圭輔、一松役の北村諒、十四松役の小澤廉、トド松役の赤澤遼太郎が登壇した。

同作への出演について、北村は「自分も観ていた作品に出れることがうれしい。楽しみながらふざけていきたいなと思っています」とコメント。高崎は「アニメ『おそ松さん』がギャクテイストのゆるい世界観なので、舞台版だとどうなるかなと思ったんですが、ツッコミには植ちゃん(植田)がいるので安心かな(笑)」と述べると、すかさず植田が「おい、長男!」とツッコミを入れ、おそ松とチョロ松のようなかけ合いを披露する。続けて植田は「こんな感じでツッコミに回ることが多くなると思うので、忙しくなりそうだなと(笑)。役者6人の癖も強いので、いい化学反応を起こせたらいいなと思います」とステージへ期待を寄せた。

また「何よりも火傷を恐れず攻めていきたい。攻めないとおもしろくならないですからね、この作品は」と意気込む北村は、取り乱すと脱糞しようとする癖がある一松になぞらえて、「舞台上でおしりを出すのが目標です。それくらいの勢いで攻めていきたい。見どころは僕のケツです」と自信たっぷりに答えてみせる。

そんな中、柏木は「それぞれの個性が飛び抜けているからこそ感じられる兄弟愛が、6つ子の魅力だと思います」と冷静に分析。しかしなぜか笑いが起こり、「もう、なんですかー!(この扱いは)」とアニメ版のカラ松と同じ“イタいキャラ”に位置づけられたことを嘆く。しかし「熱量を込めて、素敵な作品にしたいと思っていますのでぜひ劇場に遊びに来てください!」と熱く語る一面も覗かせた。

「十四松を演じられてうれしいです」とパーカーの袖を振りながら笑顔で語る小澤は、「その反面、社会現象になっているくらい人気の作品なので怖いなと思う気持ちもあります」と心境を吐露。「けど、そのプレッシャーを良い方向に持っていけるように自分自身を鼓舞したいです」と続け、「すっげー!(難しいコメントを)ちゃんと言えたー!」と元気いっぱいの様子で自身を讃えていた。

最後に赤澤が「純粋な気持ちで『こいつらバカだなー!』と笑ってもらえるのがこの作品のいいところだと思うので、舞台版もそんな気持ちで観てもらえたら」と緊張した面持ちで述懐すると、兄弟たちから「あざとい!」との声が上がる。そんなキャスト陣を見て、赤澤は「この先輩たちに“ドライモンスター”のトッティとして冷たく接していけるようにがんばります!」と抱負を口にし、終始和やかなムードで会見は幕を閉じた。

「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」は、9月29日から10月3日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて、10月13日から23日まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。10月23日の東京公演千秋楽は、全国約60館の劇場でライブビューイングが実施される。

「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」

期間:2016年9月29日(木)~10月3日(月)
会場:大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

期間:2016年10月13日(木)~23日(日)
会場:東京・Zeppブルーシアター六本木
※公演日時は変更の可能性あり

キャスト

おそ松:高崎翔太
カラ松:柏木佑介
チョロ松:植田圭輔
一松:北村諒
十四松:小澤廉
トド松:赤澤遼太郎

おそ松(F6):井澤勇貴
カラ松(F6):和田雅成
チョロ松(F6):小野健斗
一松(F6):安里勇哉
十四松役(F6):和合真一
トド松役(F6):中山優貴

演出:小野真一
チケット料金:プレミアムシート9800円(特典付き・前方座席)、一般席6800円

(c)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会2016