NG行動をおさえて、正しい節電を心掛けよう!

×昨年からエアコンフィルターの掃除をしていない

昨年の夏クーラーを使用して以降、一度も掃除をせずに今年の夏もクーラーを使っているという人はいませんか? これも、電気代がかさんでしまう原因の1つとなっています。エアコンのフィルターを月に1~2回掃除をすることによって、掃除をしていないエアコンと電気使用料金を比べた際、約700円の節約となります。

×食品を何度も出し入れしてしまう

「家に帰ってとりあえずビール」「ゆでたそうめんを冷やす」「デザートにアイスを食べる」など、夏は使用頻度が上がるのが冷蔵庫。何度も出したり開けたりしがちですが、開いている分だけ電気の使用率があがってしまうのも事実です。ふだんより開閉の回数を半分にすると210円の節約。冷蔵庫を開けている時間を20秒から10秒に減らすだけで、130円の節約になります。

×冷蔵庫の中身がパンパン

夏は冷たい飲み物などで冷蔵庫がパンパンになりがちですが、これも電気代がかさむ原因の1つ。冷蔵庫は中身が多くなると効果的に冷やすことができず、消費電力が増加します。

また、すぐに出したいものが見つからず、開けっ放しにする時間も長くなってしまう……ということも。冷気が庫内を循環できるように、収納は7~8割程度にとどめるのが良いです。冷蔵庫を全て詰め込んだ場合と、半分の量で収めた場合を比べると、約960円の節約になります。冷蔵庫に余裕があると、中に入っている食材の管理もスムーズにでき、賞味期限が切れ、食品を無駄にしてしまった……なんてことも起こりにくくなり、一石二鳥ですね!

いかがでしたか? ひとつひとつ細かなことではありますが、積み重ねると大きな節約となります。是非、自分ができることから試してみて、この夏を楽しく過ごしてみてくださいね。

筆者プロフィール:武田明日香(たけだ あすか)
エフピーウーマン所属、ファイナンシャルプランナー。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく! トラベル!」「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「webR25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人を送るための知識を伝えている。人生の"やりたい"が"できる"に変わるお金の教養スクール開講中!